Leeの特別支援教育
日記バックナンバートップ

     2000年10月

2000年10月31日(火)     クローズアップ現代「蔭山先生出演」    今日の白いのらねこ
                
     (アクセス11433) 
ぴかの学校生活の掲示板に蔭山先生が書き込まれていた。今日のクローズアップ現代に出られるという。
それで観ました。
感想はぴかさんところに書き込んだので、それを写します。
クローズアップ現代観ましたよ。

昨日この掲示板で陰山先生の書き込みを観て、今日テレビを観ました。蔭山先生のことは、いままで存知あげなかったのですが・・・・。
タイムリーな問題提起でしたね。
ゆとりの時間とか、総合的な学習とかで、基礎学力のことが問題になっています。昨日の朝日新聞には、いわゆるできない子に合わせるか、エリート教育に合わせるかという問題もありました。
私は障害児教育担当です。今日学校で総合的な学習と基礎学力で話し合ってきたばかり。
障害児教育では生きる力として、基礎的な国語・数学の他に、働く作業的な力が考えられてきました。総合的な学習が大きくなると、作業学習が小さくなるようで、ここでも、バランスの問題は難しい。
しかし、一つの流れに流されるだけでなく、基礎基本を考え、その上で新しい流れを取り入れることが大切だと思います。
いい問題提起でした。
ぴかさんところの書き込みは小学校の先生などがわいわい話していて楽しいですね。

今日ののらは・・・。
昨日と今朝えさをもらったので、今夜もご登場・・・。
どうも目が全然見えないようだ。風呂場の外にバスタオルをしいてやったけれど、そこにはいずに、台所の窓の外でないている。
「どうか入れて下さいよ〜、おねがいしますよ〜」。
とうとう窓を開けてやった。窓の板にのってきた。しかし目が見えないので進めない。30分ほど板のところをうろうろ。台をおいてやると、おそるおそる降りてきた。えさを見つけて食べる。食べ終わると私の足にまとわりついて離れない。私が行くところにくっついてくる。
ようやく安心できる家を見つけたと必死だ。
でも、家に置くなら洗わなければ不潔そうだし・・・。明日の仕事です。

えっ?おすかめすかって?それが問題。めすなら手術から気にしなくては・・・。
おすでした。うちの母娘は手術しているから大丈夫。
それにしても、ネコが3匹なんて・・・、困るよ・・・・!!!
2000年10月30日(月)     白いのらねこ登場、困ったな〜
                
     (アクセス11407) 
今週は休みが多いので気分がゆっくりしますね。
夕食後、革の試作品を作った。かわいいのができあがり、革をなでている。

昨日からねこが台所の窓に顔をのぞかせる。白いねこで顔と耳が茶色っぽい。野良猫だが人になれているから、飼われていたことがあるのだろう。
みゃ〜みゃ〜なくので、ついキャットフードをやった。
そうしたら、今晩もきてなく。また餌をやる。欲しがるのでまたやる。
餌を食べる様子がおかしい。どうも目が見えないようだ。顔をよくみると目が悪いようだ。わたしの顔に視点が合わない。
家に入るたがる。でも、今2匹いるし、困ったな・・・。窓際のブロック塀に座って顔を家にむけうづくまっている。
ここを我が家にしようと勝手に決めたようだ。
これから寒くなると外は寒いだろう。我が家のネコが家の中でぬくぬくと寝そべっているのをみて、自分も家の中に入りたいと思う気持ちも分かる。
朝日新聞に「わがはい」というネコ物マンガがある。あの中でも、飼い猫「わがはい」とのらが登場する。のらは外に家をつくってもらう。
あのようになるかも知れない。

野良猫に情をかけるのは悪い癖です。どのねこでもでも飼えばネコ屋敷になってしまう。
でも、目が悪くてみゃ〜みゃ〜ないてくるねこに、知らん顔もできない性格です。
2000年10月29日(日)   田中知事、初登庁   コンピュータの前で幸せな1日
                
     (アクセス11376) 
テレビで長野県知事の田中さんのことをやっていた。
行く先々にマスコミがついて回る。
初登庁の際には幹部の人への挨拶の時に、厳しい質問もあったようだ。ある幹部の部屋に挨拶に行くと、その人は名刺を折ってしまった。「3度も挨拶して知事の名刺を配るとは・・・」とか、訳の分からないことを言う。
この人には、県庁に批判がたくさん来たという。
自分のトップである人が、3度挨拶に来たからと、怒ること自体おかしなことだ。

どうも、長く政界や県庁などで働いていると、自分がトップであるかのごとく勘違いするらしい。
今までやってきたことがベスト、それに反対したり従わないものはけしからん、と・・・。
アメリカならトップが変われば、下は大きく変わるそうだ。県庁で部下がこんなに偉そうにしているのは、どういうことでしょう。
県民の声を聞くと言うことを忘れているのでしょう。
新しく知事になった人も、自分のブレインを置くくらいしないと、舵取りも難しいでしょうね。

政界や国、県の偉い人の顔って、同じような感じが多い、と思いませんか?
新しいもの、新しい試み、等に対し感性がない。保身にきゅうきゅう。
これからの日本がどういう方向に行ったらいいのか、分からないし、分かろうともしない。
それなのに自分がリーダーになりたい。
こう書いたらどこかの総理も同じような状況だった。

今日は一日コンピュータの前に座りHPをかわいがったり、仕事のプリントを作ったりと、幸せであった。
2000年10月28日(土)   トップページのダイエット   あんぽんたん    自分のサイトと学校のサイトを作る人
                
     (アクセス11336) 
「Yahoo!登録によるアクセス向上大作戦」というサイトを見つけた。(アクセス向上はリンクサイトには3つあります)
その中で、「Yahoo!登録のコツ」として挙げられた項目の中に「トップページが軽いこと」というのがある。
軽いがいいことは、知ってはいました。しかし、作っているうちに重くなるのですね。
今日体重を(?)計ってみたら重い重い!これじゃあなかなか開かずいやがられることもあるだろう。
そこでダイエット。自分のダイエットより簡単!
このページは画像と壁紙を無くしました。音楽もと思いましたが、長く使ってきたので愛着があり残します。
教材館は目次が長いから少し重い。音楽を別のページに移しました。

アクセス向上のサイトを読むとYahoo!に登録されることは、ホームページを持つ人の夢だということが分かる。
みなさん苦労しているようだ。
その点私は2つも登録された。なぜなら2つのサイトは特殊教育関係で登録されやすかった。
それなのに「養護学校の作業学習」をヤフーから削除したのは、今になれば「あんぽんたん」だったと分かる。
なんでも、失敗してから学ぶのです。

ある尊敬するサイトの管理人が自分の学校のHPを作っている。その学校のHPも賞をもらった。
すごいですね。
そのコンテストでは、養護学校のサイトでは横手養護学校がもらっていた。見に行ったが確かによくできている。この学校は作業学習に革工芸をしているところ・・・(関係ないが・・・)。

わたしは現在自分の学校のHPの責任者でもないし、時々出しゃばってクラスや作業学習のページを作るくらいである。
でも、もし責任者にでもなったら、夢中になって、このサイトはほったらかしで更新するかも知れない。
他の先生にも「作れ」と言っていやがられたり・・・。そんなことでなくてよかった。
でも、自分のサイトと学校のサイトの両方を立派にやる人もいる。すごい!!
2000年10月27日(金)   ジオに障害・・・      ケーブルテレビに障害・・・   自分は眠たい・・・
                
     (アクセス11302) 
昨夜日記を更新し、さあ転送しようと思ったら、ジオの調子が悪く転送できなかった。
今日夕方障害が回復していたので、転送した。
今日は疲れがひどく、夕食後すぐに寝た。
何しろ先週の修学旅行、土曜日の行事、日曜日は旅行記執筆、そして1週間忙しかったもんな・・・。
いま、12時にようやく起き、日記を更新したが、今度はケーブルテレビの方が障害があるらしい。
今日の日記も転送できるかどうか・・・。私がなまけているんじゃあありませんよ〜!
だが、すっかり寝てしまい、ダイエー、巨人戦の結果も知りません。
2000年10月26日(木)   旅行報告会      昼も夕もがんもどき   
                
     (アクセス11275) 
保護者に修学旅行の報告をした。3年生は現場実習の報告。ビデオを楽しく観た。ハウステンボスの食事は5000円のフランス料理、お母さん達はうらやましそう。
この国は子供に甘すぎるかな・・・。
旅行記もようやく印刷、製本して渡した。

今日の夕食のメニュー
手作りがんもどき(豆腐に人参、しいたけ等を入れ、みそ味をつけて、丸めて揚げた)
茹でやさいのごまみそかけ(鶏肉、人参、さつまいも、だいこんを茹でる。市販のごまだれをかける)
おいしそうでしょう?
実はこれは給食のメニューをまねたもの。昼の給食がおいしかったので、夕方まねて作った。
味はやはり給食に負ける。
私は昼夕同じでも気にはならない。考えなくていいし、おいしいからね・・・。手抜き主婦です。
2000年10月25日(水)   年なのね・・・。   みんなと同じことをしない。   
                
     (アクセス11251) 
若いつもりでも年はかくせない。最近とみに白髪が増えてきた。まだ染めるほどではない。(と自分だけ思っている・・・)。
そこで夕食後、鏡を持ち出し白髪取りとなる。テレビを観ながら1時間ほど・・・。つまらないけれど、人生の楽しみ?
そのうち茶髪にでもしようか・・・。

さて、NHKテレビでは考えさせられる番組が2つ。

一つはクローズアップ現代。
農政に振り回された農家の話題。ある時は農地を広げるように推奨され、同時に減反を言われ、最後には米価が下がってとまどっている農家。

一つは、アメリカの株価大暴落の話。ケネディ大統領の父親も出てくる。
人々は株価が上がるのにあおられ、一般の人々までは借金して手を出す。そして突然暴落。

2つの話を聴いていると、全員が同じ方向に行ってしまうことのこわさを感じる。
ちょうど船で全員が一方サイドに行ってしまい、転覆するように・・・。
世の中、自己選択、とか自己責任とか言われているが、個人が「誰かが言っているから・・・」とか「みんながしているから」とかいって、同じことをすることは、いずれは危険なことになる、ということだ。
教育も同じであろう。文部省がこういうから・・・というだけで、同じことをしていればいいものではないだろう。
流れはするどくとらえなければいけないが、同時に、基本も大事にしなければ、見失うことも多い。
常に自分で考える、という姿勢が大事だろう。

そう言えば、今度ノーベル化学賞を受賞した白川さんも、日本では主流というほどではなく、外国で評価されたそうだ。政治でも、学問でも、色んな分野で今の主流ではない人々が活躍し始めている。
2000年10月24日(火)   修学旅行がおわり、次はお祭り   
                
     (アクセス11223) 
昨日はダイエーは残念でした。どうも、勝負事に夢中になると興奮し、調子が狂う。今朝は風邪気味で、昼間は暑くてぼーっとした。野球応援もほどほどにしとこう。
修学旅行記はできあがった。容量が重くてフロッピーデスクで持っていけない。小分けして持っていき印刷しよう。
さて、修学旅行も終わり、次には「すずかけ祭り」という文化祭とお祭りをあわせた行事がある。その時に作業学習の作品を売ることになる。
革の作品が途中までできているが、もう作業の時間がないので自分で仕上げている。
今日はキーケースにホックをつけた。
手仕事っていいものです。気持ちが落ち着きます。私はライフワーク的なものに、革工芸とコンピュータを持ってよかったと思う。
手やからだを使うものと、デスクワークとでバランスがよい。
2000年10月23日(月)   修学旅行記よりダイエーの応援!   現在3対3
                
     (アクセス11191) 
修学旅行記は昨日7ページを書き上げた。いま、最後の手直しとパソコンに向かったが、テレビで旦那が日本シリーズを観ている。
巨人が3点取っていたが、今、ダイエーも3点取り同点となった。だんなは興奮しておめいて(わめいて)いる。
これはパソコンは打っておれない。
おしるしに更新したら、今からダイエーを応援せにゃあ。
野球には対して興味がない私だが、ダイエーが巨人と対決するなら応援しなきゃあ!!(夜7:30)
2000年10月22日(日)   修学旅行記   日曜日には「サンデープロジェクト」    ダイエー1勝ですね
                
     (アクセス11162) 
今日は昼間の更新。更新したらその後は、修学旅行記を打つのだ。以前若い頃は、ディズニーランドに行くのに、原稿用紙と鉛筆を持っていき、旅の合間に書き、旅行が終わった頃は書き上げていた。今はそんな元気はない。また、コンピュータがいるのでね・・・。

昨日、だんなが掃除をしてくれていたので、今日は洗濯だけでよい。ゆっくりする。
午前中は家事をしながらテレビ。NHKの政治討論番組と、田原さんのサンデープロジェクト。
サンデープロジェクトの話題は長野知事に選ばれた田中さん。出演していたけれど、なかなかユニークな方。私たちと同じ言葉で話せるという感じ。また、文化やファッション、女性観、生活に対する感覚などが若くて普通。こういう人が政治に関わってくれたら政治の世界も変わりそう。赤字の財政についても、自分が歩く広告塔だから、長野のPR費は削減、などと思い切った発想。困難もあるでしょうが、新しい政治をやって下さい。日本中に広がっていくように。

次は国会議員さん。森首相が日本人拉致疑惑についてブレアさんにペラペラと言ってはいけないことを言ったそうな。外交問題の手の内をしゃべってしまっては、赤ん坊と同じ。「軽い軽い」と言われているが困ったものです。
「参議院の話題だとサンデープロジエクトの視聴率が下がるんですよ」と田原さんが言ったが、わたしも、森首相の軽さを話題にされるより、田中さんの新しい風の話題の方が元気が出てくる。

次は中間管理職が少なくなり、会社が再生するという話。うんうん!そうだ!
私は中間管理職でも、何の「長」のついた役でもないから、平気で「そうだ」といえる。給料分の働きをしない人は現場に出て頑張ってもらうそうだ。管理職になったらはんこを押したりするだけでは困るよね。
会社はどんどん変わっている。
日本の学校組織はあまりに旧態依然としている。一般の会社と同じには論じられない面もあるだろうが・・・。しかし、「官」の意識が強いし、競争原理も少ない。今の与党的な体質が強いように感じる。
新しいやり方を導入すれば解決というわけではないだろうが、少しは変わらなければね。

あっ、ダイエーと巨人はダイエーが1勝。わたしは、野球にはそれほど関心はない。どちらかというならダイエー応援です。福岡県出身ですから。でも、ここ熊本では巨人ファンが多いのですよ。
000年10月21日(土)    修学旅行あけでボーッ    やる気を出すには「夢」がいる
   アクセスカウンターが11111!             
     (アクセス11138) 

修学旅行の翌日というので、学校では生徒も先生もぼーっとしている。
夢のような3日間の次の日には、現実に引き戻されてもぴんとこない。
しかし、旅行の反省をせねばなるまいと、ビデオを観たり、作文を書いたりする。作文といっても、、生徒にとって、気持ちを文章に書くのは難しいものです。
午前中に授業がようやく終わったと思ったら、今日は交流スポーツ大会の日なのです・・・。
附属の小中学校に行き、弁当を食べ、ミニバレーの応援。生徒と一緒に声援を送る。
疲れてもいるし、修学旅行記も書かなければいけないので、2時には引き上げてきた。

旅行中、特にハウステンボスで考えたこと。
ハウステンボスはディズニーランドのように、夢のような楽しい世界です。今は他のテーマパークと同じく、赤字に悩んではいますが、それでもまだ楽しい世界。
生徒も、ここではにこにこ笑顔、歓声を上げ、普段おとなしい生徒も大きな声を出します。
次の行動にすぐに移る。やる気満々。楽しみがあるからでしょう。
わたしも、花火のショーなどを見るとうっとりして、普段の苦労も忘れます。1日中歩き回れる。
やはり、人は時にはこのような楽しみや息抜きがあると、目が輝いてくるものだなと思いました。

今はやりの「生きる力」を育てるには、「夢」が必要なのだと思います。
何も、テーマパークで楽しむことだけではありませんが、その人その人の「夢」が、学習したり、仕事をするうえの強い動機付けになることは確かでしょう。
若い人たちが白けたり、正規の職業につかないでいるのも、社会情勢もあるだろうけれど、「夢」がもてないことが大きいでしょう。
ハウステンボスには高校生もたくさん修学旅行できていましたが、彼らの夢はどのようなものなのでしょうか?

ところで昨日修学旅行から帰ったばかりでぼんやりしていた私が、このHPを開いたら11111カウントをゲットしてしまったのです。
このかっこいい数を・・・・。自分でとってどうするんだ? すみません!
2000年10月20日(金)    修学旅行から帰りました。   2つのサイトでリンクしてもらった。                  (アクセス11108) 

修学旅行から今日の4時に帰ってきた。
事故、病気もなく無事帰ることができました。また、天気にも恵まれ、雨が降っても、夜だったり車中だったりして濡れることはありませんでした。
これも日頃の行いのお陰・・・? 生徒も満喫したようです。
1日目   長崎バイオパーク  広い動物園と言ったところ。珍しい動物がいました。
       ハウステンボス   ホテルでフランス料理を食べた後、ハウステンボスの夜のショーへ。船を舞台のレーザー光線と花火のショーがすてきでした。
2日目  ハウステンボス内を楽しむ。色んなアミューズメントを楽しみました。運河の船に乗ったり、クルーズもしました。  
      夕より嬉野へ
3日目(今日)  肥前夢街道  宇宙科学博物館  学校へ
今日は疲れているが、そのうち生徒や保護者には旅行記を出そうかと思っている。デジカメ写真を活用して・・・。

家に帰りホッとしましたが、3日間できなかったのは、新聞を読むこととパソコン。
夕食にカレーを作り(ごちそうばかり食べたので、なぜかカレーが食べたくなった)、3日分の新聞を読んだら、更新は10時になりました。
さて、久しぶりのパソコン!   このHPにも留守中に大勢おいでいただきありがとうございます。
メールが来ていて、2つのHPでリンクしていただきました。
○先日書いたProp Stationの「はあと」というサイトの「チャレンジド関連リンク集」で紹介していただいた。
○「Leeのきょうざいかん」を、Panasonic Japanの「教育情報のホームページ」のネット・EYEの「授業に役立つサイトの紹介」で紹介していただいた。このサイトでは特殊教育という項目はないので、小学校の項目に入っている。トップページの写真入りです。

HPというのは、更新したり中身を充実することがもちろん大切だが、PRするということも大切だと、最近考えるようになった。
このような形で紹介していただき、ありがとうございます!
2000年10月17日(火)    合唱コンクールで全国2位になったクラス   明日から修学旅行                  (アクセス10973) 

明日から修学旅行なので、少し早めに帰り、夕食を食べていたらNHKの合唱コンクールで全国で銀賞を取った学校が紹介されていた。
熊本市のはずれにある小学校の6年生23名が出場したのだ。
比較的小さな学校で、6年生は23名。クラス担任(?)の男の先生の指導で3年間ほど合唱を練習してきたらしい。
皆、普通の小学生。でも、23名なのでとても仲が良く、お互いのことをよく分かっているそうだ。
九州ブロック代表になり、全国大会に出場するのは初めてで、2位になったのだ。
他の県の先生達から「クラスで出場し2位になるなんて革命的だ」と言われたとのこと。
そうでしょうね。
歌う様子を見ていても、普通のどこにでもいそうな子ども達が、表情豊かに仲良くすばらしい歌声を聞かせているのにびっくりした。
子ども達もすばらしいし、ここまで育て上げた先生もすごいですね。

さて、明日からの修学旅行は
1日目  学校から貸し切りバスで 長崎バイオパーク ハウステンボス 
2日目  ハウステンボス 夕より佐賀へ
3日目  肥前夢街道  宇宙科学博物館  学校へ

2日間は日記更新できません。楽しい修学旅行になるといいですが・・・
2000年10月16日(月)    プロップ・ステーション   長野の選挙    「金ではなく鉄として」がHPに                  (アクセス10938) 

昨日prop stationというサイトにリンクのお願いをしたら、さっそく承諾のメールをいただいた。「プロップ・ステーションはコンピュータを活用して、障害を持つ人(challenged: チャレンジド)の自立と社会参加、とりわけ就労の促進や雇用の創出を目的に活動する社会福祉法人」だそうだ。障害がある方が描いた絵などがあり、引き込まれて見ました。

昨夜から長野の選挙のニュース。すごい!!田中さんが勝った。本当に「官に民」が勝ったんですね。
「官に民」という図式なのかどうか分からないが、今回の選挙では、インターネットが活躍したそうだ。つまり、いままで政治の世界など距離が遠く、自分が何を言っても変わらないと思っていた人々が、インターネットを通して、自分の気持ちや行動が政治を変えられるかも知れない、と思った人々がどんどん増えていったのでしょう。
2日前の日記わたしがでこう書いていました。
「なんとなく違う世界の人という感じであったが、このようにインターネットで意見などを発信すると、より身近に感じられるでしょう。
政治家に応援したくなるような人がいて、HPでも作れば、書き込みに行きたくなるかも知れませんね。」
もう現実にこのような世の中になっているんですね。

中坊さんの「金ではなく鉄として」がHPになったそうです。リンクしました。
「アサヒ・コム」です。
2000年10月15日(日)    修学旅行用のショルダーバッグ   JAVAで神経が衰弱               (アクセス10905) 

午前中にLeeの御用達のユニクロに行った。ユニクロはいい製品を作るが、最近誇大広告で新聞にのっていたぞ・・・。
ショルダーバッグ2000円というのを買った。修学旅行では大きなバッグの他に、これをぶらさげておこう。これはポケットがたくさんあり、デジカメや普通のカメラを入れるのに役立つ。なにしろビデオ、デジカメ、普通のカメラを持って行かなくてはならないのだ

午後、HPの画像に「代替テキスト」というのを作った。簡単にです。まだ途中。
これは、画像に説明がでてくるのです。視覚障害がある方がHPを見る際に役立つらしい。

そして、わたしは新たにパズルを作ろうと、今まで苦労したんですよ!2,3時間も・・・。そしてできなかった!!
JAVAをおしえてくれるサイトで神経衰弱の作り方がのっていた。これはいいと、ダウンロードしたけれど、MS-DOSがどうのこうの・・・、というところで行き詰まった。
こちらが神経衰弱になりそうなので、もうやめます。

教材館にのっているクイズ類も、けっこう苦労して作ったがなんとかなった。
これもなんとかなるのでは?と思うが、今日は無理・・・。あああああ・・・・・!
2000年10月14日(土)    コンピュータにつかれたら寝る。  自動登録のリンク集   議員さんのHP               (アクセス10871) 

掃除などをした後、教材館を追加していく。コンピュータ作業は目が疲れます。長時間していると眠たくもなる。
そこで和室に座布団を敷いて寝る。庭の草花が見え、秋の日差しが気持ちいい。天国です・・・。

最近、自動登録のリンク集をもらってきてつけている。
つけたとたんに、個人のサイトや、リンク集などに数人がリンクしてくれた。
個人のサイトってけっこうはでな名前をつけるものですね。「このサイトだいじょうぶ?」というような名前も・・・。
ホームページを作る人が多くなると、訪問者を多くするためにいかに多くリンクをするかがこつになるようだ。それでこのようにリンクすることになる。
わたしは今まで教育関係のリンクが多かったので、元気のいい個人のサイトにびっくり!!
結局、今までなじみのサイトしかいかないという結果になっている。

そういえば、先日ある議員さんのサイトに行った。なぜか、うちの学校に議員さん達が来られ、、HPを紹介したときに名刺をいただいた。その議員さんもHPを持っているとのこと。
そこで夜PHを訪問した。いろんな活動や、議会での質問内容や、プロフィールが書いてある。
そして検索してみたら、国、あるいは地方の議員のHPが増えている。新聞にも、「HPが政治を変える」などと書いている。
今まで、政治家の肉声は、選挙の「よろしくお願いします」という声か、政見放送くらいしか知らなかった。
なんとなく違う世界の人という感じであったが、このようにインターネットで意見などを発信すると、より身近に感じられるでしょう。
政治家に応援したくなるような人がいて、HPでも作れば、書き込みに行きたくなるかも知れませんね。
2000年10月13日(金)    実習生の授業    学校もPRしなければ・・・  フリマとバザー               (アクセス10838) 

実習生が授業で1年生の革工芸作業をしているが、その時間に2年生の修学旅行の授業もあり、二つの授業の準備で目が回った。
また、革工芸の研究授業の時間には、受験生の保護者が見学にも来られ、革の説明やHPの説明もした。
この学校は国立ですが、国立って私立の学校のようにPRが欠かせません。よりよい授業、よい作品、新しい取り組みを見ていただき、多くの方に受験していただかなければならない。
もっとも、公立学校でもこの気持ちでいないと、親方日の丸で努力を怠るようでは、「学校に魅力がない」になるでしょうが・・・。

革工作業では、生徒はとても熱心に、また上手に作れるようになり、お陰で、革の作品が山のようにできあがっている。でも、授業はこれで一応終り。だから家で少しずつ仕上げている。今日も、ペンケースをかがって出来上がりをながめてにやにや・・・。

テレビをみていたら、山田邦子さん達が、フリーマーケットのことを紹介していた。みなさん、いらなくなった衣類や手作りの品などを売っている。楽しそうだ。(私も不要品を売ってみたい)
みていて、生徒や私が革工をしてバザーで売るのも、このような楽しさと同じだろうなと思った。自分達が作ったものを「これはいい」と買っていただく。うれしいですものね。
今回の実習生は授業の最後に「予約票」を作ってペンケースなどに貼っていかれました。生徒がとても喜び、良いアイディアでした。
2000年10月12日(木)    職場見学    家庭、学校そして社会の中で育てる        
    
     (アクセス10793) 

今日は職場見学。3年生が現場実習をしている実習先のうち、3カ所をマイクロバスで回った。私たち教員は行き慣れたところであったが、生徒や保護者にとっては初めての場所もある。
最近は授産施設、更生施設ともすぐに入れるわけではなく、待機しなければならないところも多いので、保護者は見学に熱心な様子でした。
私のクラスの生徒はまだ現場実習の経験はないのですが、来年このようなところでしっかり働けるかな?と気の引き締まる思いでした。

昼食に学校に帰ってきた合間をぬって、修学旅行のしおりを完成させました。

放課後は生徒が児童施設に入っているので、様子を見に行きました。
集団の生活にもかなり慣れてきたようです。
中学部、高等部になると、身体的、精神的に思春期に入ります。そのようなときに、このような施設で集団の中で生活することも、社会性をつける上で非常に効果的だなと思いました。
家庭では難しいことも、仲間がやっていると自分もしようという気になるようです。指導員さん達の優しい中にも毅然とした態度にも感心させられました。
よく言われるように、生徒達は家庭、学校そして社会の中で育てなければならないということを実感します。
2000年10月11日(水)    いますぐリンク    たのしい数学の授業    もうすぐ修学旅行     
    
     (アクセス10757) 

掲示板が事故で2日ほど使えず、「もう一つ用意していたがいいかな」と思い、フリーCGIを見に行った。でも試したものは難しそうなものばかり。
昨日「放課後の教室」というサイトの信子さんが書き込んでくれたので、返事を書き込みに行った。そこに「いますぐリンク」というのがあり、誰でも簡単にリンクできる。
「これなら簡単そう」とすぐにもらいに行き、つけてみました。
今見たら粋心堂という古美術のサイトが登録されていた。ふ〜ん・・・。いろんな人がきてくれるもんだ。
「お友達帳」のようなものもいいかもしれない。
先生や勉強のサイトというと、とかくお堅いかんじになる。誰でも来やすくしているのがいいのかも。
いろんな方が来て下さい。

今日実習の先生が数学の授業をした。「お金」の授業というので「買い物ごっこ」の形でやってくれた。これがおもしろい。
自分は「耳が遠くなったお菓子屋のおばちゃん」になって、生徒にお菓子を選ばせ、お金を払わせる。しぐさがおもしろいので、生徒は笑いながらも考えてお金を払っていた。
この先生は役者です。引きつける力があった。コンピュータによる指導中心になっていたわたしも、このような授業の楽しさを再認識しました。

放課後、会議の後、修学旅行のしおり作り。旅行は来週水曜日からです。
隣では情報教育委員会の若いM先生が、私がこの前作った「コンピュータグループ」のHPの目次ページを作っています。この機会に、作業学習のHPも作りましょう。修学旅行が終わってからね・・・。
2000年10月10日(火)    人間ドック   「インターネット探検」立花隆     
    
     (アクセス10726) 

今日は人間ドックに行く日。朝から何も食べずに、車で20分の病院へ。
人間ドッグは毎年か1年置きには行くようにしている。何しろ50ウン才。
病院服に着替えてあれこれ検査を受ける。
退屈しのぎにクロスワードパズルを考えようと、資料を持ってきた。教材館の単語をア行、カ行と書いている。その単語を使ってパズルを考える。
ある若い見習看護婦さん、その紙を見て、「この言葉は何ですか?」。 それで、教材を作ってホームページにのせるのだと言ったら、「インターネットって電話線でするのですか?」とけげんな顔をしていた。ここ熊本では、インターネットが広まっているとはいえないのかな。

家で「インターネット探検」立花隆 という本を見つけた。私は本はほとんど買わないが、だんなや息子はよく買う。買ったんなら教えて欲しいよね。(今日の一冊に)

今からNHKで中坊さんの話2があります。見ましょう。
2000年10月9日(月)    我が家の衣生活   中坊さん「金ではなく鉄として」9・・・幸せは日々の暮らしの中に     
    
     (アクセス10683) 

だんながユニクロに買い物に行きたいというし、わたしも修学旅行に服がいる。張り切って出かけた。
ユニクロの駐車場は満員。今日は安売りなのだ。
かなり買い込んできた。1000円のTシャツとおそろいの2000円のカーディガンなど。
だんなも綿パン。股下までサイズが合うからうれしい。
ユニクロは質はまずまずで、サイズなどは豊富、若い感覚、だからそこそこ良い物がすぐに手にはいる。下着も、バッグ類もある。

次に青山。だんながユニクロばかりじゃ仕事上まずい。
換え上着を買う。店員が替え上着を買うと、ズボンが2本10000円でくると言う。つい買ってしまう。おまけにYシャツまで。
ああ、買いすぎた。でも、たまにはだんなにも買わないとね。

新聞によると最近男の人のスーツが売れないそうだ。リストラなどでぱっとしないから。うちもユニクロと青山で間に合ってます。中心部までバスで行くのもおっくうで・・・。

おなじみ中坊さん「金ではなく鉄として」9より

「家が傾いた中坊さんは、学校に行けずに農作業を余儀なくされていた。
ある秋の夕暮れ、農作業を終え父親と家路についていると、前をリヤカーを押した家族連れが通る。
収穫物と子どもを乗せ、父親が引き母親が押す。おじいさんもいる。
それを見た父が言った。「幸せっていうのは、こんなもんかもしれんな」。

その晩「そうだ、あれだ」と思いついた。母がよく口ずさんでいた詩を・・・。

山のあなた

山のあなたの空遠く
「幸」住むと人のいふ。・・・・・

意味が分からないでいたその詩が、父のつぶやきと合わさることで解けた。
幸せは彼方にあるのではなくて、人が気づこうが気づくまいが、実は日々の暮らしに、何げなく添うておるのやないか。
幸せは身近なところに、それを感じられる人の胸の中にー。
当時わたし(中坊)は、自分が何のためにこの日々を生きているのか、途方に暮れていた。その日その日行きていく力をどこから得たらよいのか。
そんな私にとって、これは掲示となった。あたりの空気がうっすら明るさを帯びてきたようだった。」

幸せっていつもは自覚しませんね。人の方がうまくいっているようだし、自分はうまくいっていないような・・・。
仕事や家事、育児におわれ、何かハプニングでもあれば「何でこうなるの!?」とまた不運をのろう。
でも、死ぬことも逃げることも追われることもなく、仕事をしておられ、家族が元気であれば、それは幸せなのです。

今日は私には幸せな一日でした。神様か仏様か・・・、ありがとうございます。

いままでのどきどき日記はここ

2000年10月8日(日)    休日は風邪    馬肥ゆる秋   
    
     (アクセス10628) 

休日になると情けないことに風邪を引く。疲れとゆるみがいっぺんに出るのでしょう。かなりの時間寝ていた。
起きたら革のキーケースにミシンかけ。
休日にしなければいけないことがたくさんあるが、身体が動かない。

夕食のおでんを煮込む。秋になると食事も煮物が多くなる。昨日は簡単すき焼きだった。サンマなどもおいしいし、さつまいももいいですね。
サンマといえば、yasさんのサイトにサンマを焼いているアニメがあった。季節の教材も良さそうですね。
最近は食べることが楽しみです。太るはず。
2000年10月7日(土)    学校のホームページつくり   映画「エディー 勝利の女神」   革は光る   
    
     (アクセス10594) 

土曜日です!うれしい!
よその学校では今日を第2土曜日と入れ替え、3連休にしているところもあるらしいが、うちは半ドン。
生徒が帰った放課後は、簡単なお弁当を食べ、「さあ、自由に仕事が出来る!!」
チャレンジ学習・コンピュータの生徒3人のホームページを作り上げる。生徒が描いた絵や作文を編集。集めたフリー画像を動かしたり・・・。
けっこういいのができた。これに上の許可が下りたら、情報教育委員の先生に転送してもらう。10日か半月かかるだろう。
自分のホームページならすぐにアップするところだが、そうはいかないところが宮づかえのつらいところ。

夕食をちょっと丁寧に30分で(!)作り、だんなとゆっくり食事。ビールもおいしい。
その後は、久しぶりに映画。ケーブルテレビにしたのにほとんど観なかったからね。
今日は8:00から「エディー 勝利の女神」ウーピー・ゴールドバーグ
この人のものは、いつもたわいないが元気がでる。スランプで連敗のバスケットボールチームに、ただのおばさんがコーチではいり、その人間味で連勝にみちびく、という筋書き。「そんなにうまくいくか・・・」という気もするが、ウーピー・ゴールドバーグの元気と温かみが愉快だ。ダサいおばさんが、スターになるにつれカッコ良くなる。
アメリカ人の「アメリカンドリーム」の一パターンだろう。

映画を観ながら手を動かしている。
革のペンケースをとじ合わせている。4つほどできあがる。とじてできあがったペンケースに、最後に新聞紙を詰めふくらませる。
革がつやつやと光る!
この瞬間が好きです。
革はみがくと光るんですよ。本当に!
生徒がみがくと、それだけつやつや光る。だから革が好きです。
2000年10月6日(金)    実習の先生が補助具を作る   
    
     (アクセス10563) 

今、学校には現職の先生などが実習に来ている。養護学校教諭の免許をとるためである。
そのうちのお二人が革工芸作業を授業されることになった。今日、自分たちだけでされた。
授業を見ているうちに、模様付けをするアイ子さんの仕事ぶりが気になった。
直線上に刻印を打つのだが、時々線からずれてしまう。商品としての出来に影響する。時々注意するのだがそれだけでは難しそうだ。
そこで、補助具を作っては?ということになり、数人でアイディアを出し、板とプラスティック版で作ってもらうことになった。
2人の先生達は放課後に作られた。実際使用するとうまくいきそうだ。ばんざいである。
おまけに使ってみた先生は、「この作業は意外に疲れます」ということで、アイ子さんが疲れる仕事を頑張っていたのだと言うことも分かった。

実習の先生達には、教材研究として、キーケースを作ってもらっている。動物の模様をつけたりして楽しんで作っている。
このように作業作品を試作したり、補助具を作ったりしてわいわいやることは、養護学校の一つの楽しみです。

昨日作った「くり上がりのある足し算」教材は、今日さっそく生徒が使いました。70点とか80点をとっていました。まだ指で数えながらやっていますが、繰り返すうちに上手になってくれるかも知れません。
  
2000年10月5日(木)    生活単元学習の授業研究会    教科の学習   コンピュータよりクーラーを!?
    
     (アクセス10540) 

校内で授業研究会があった。小学部が授業をした。「名人さん」ということで、地域から「クッキー作りの名人さん」「お手玉作りの名人さん」紙すき名人さん
」と一緒に活動する、という授業であった。新しい取り組みでおもしろいところもあった。
放課後に授業研究会があった。この授業は「地域との交流」を目標の一つにしたものであったが、その難しさも話題になった。
○総合的な学習もそうであるが、テーマを計画的に進める上で、地域からのボランティアの方と十分に話し合いをすることはなかなか難しい。
その方達の都合もある。実際おひとりの方は今日は来られていなかった。
○題材として、名人さんの得意なものが先にくると、子どもの学習内容が後になってしまう。学習が子どもにとって難しいとか、興味が今ひとつとかいうこともある。子どもに何を学んで欲しいのか、子どもにとっての目標がわかりにくい。

などが話題になった。
この授業は生活単元学習であったが、総合的な学習も似たようところがあるかもしれない。
集団である単元やテーマで行う授業は、事前の話し合いや、準備が結構大変だ。そして、何となくわいわいと盛り上がるが、子どもが何を学ぶのか、なんの力がついたのかの評価は難しいところがある。

今後「総合的な時間」が増えていくだろう。生活単元学習などもそのままあるとすると、国語数学などの基礎基本が減る恐れもある。
わたしは障害児教育でも、国語・数学などの「基礎基本」を大事にしたいと考えている。しかし、ともすると障害児教育では教科の時間が無く、生活単元学習や作業学習が中心という学校も多い。
そのような指導形態ももちろん大事だし、それと同時に国語数学も大事にしたいと思っている。

コンピュータの時間に、一人はペイントでとても良い絵を描いた。HPに5枚の絵が並んだ。もう一人は国語の時間に書いた作文を一太郎で打った。打ってすぐにHPにのせてやった。自分の好きなことには意欲を見せるものだ。

コンピュータについて、今来ておられる現職の先生方と雑談をした。ある先生曰く
「本当にコンピュータがいるのでしょうか?うちの学校の私がいる部屋は暑いときには40度になる。コンピュータより先にクーラーが欲しい。」
笑ってしまった。
これはコンピュータの問題と言うより、今までの教育の貧しさが問題で、そのつけがしばらくはついてくるだろう。実際、先日の国際会議でも「ITより食べ物を」という貧しい国からの訴えがあった。学校がITばりばりになるまでは、かなりお金をつぎ込まないと、精神論だけでは間に合いそうにない。

2000年10月4日(水)    コンピュータの国数問題    ユニクロで買い物 
    
     (アクセス10506) 

国語数学の時間に、生徒が漢字の3択問題をやった。やり方に慣れ、自分でクリックしながら解いていき、90点だとか100点だとか言っている。数学の1桁の足し算もやっていたが、自分だけで25問ほどを解いた。

コンピュータを使った授業の利点について私の師である(勝手に)「もりの小学校」の野上さんがこう書いている。
コンピュータは融通が利かない」
生徒が例えば足し算を学習するのに、今までのようにプリントでするとなると、10問か20問したら○をつけてやらなくてはならない。それを何回もするとなると、こちらは疲れて「もういい!」と言いたくなる。
しかし、コンピュータだと答えをすぐ教えてくれ、疲れることはない。
そして、生徒一人一人に合った問題ができる。
そういう点でコンピュータの教材は使い勝手があると言える。
ただしソフトがあってのこど・・・。
私の「教材館」には、国語はたくさんあるが、数学が少ない。もう少し作らなくては・・・。

今夜はだんなが夕食を食べないと言うので、ゆっくりできると、帰りがけにユニクロに行った。
パンツ(ズボンのこと)を3本買った。ジーンズも含めて・・・。1本2900円です。
ブランド店だと6、7千円するが、ジーンズなんかちょっと太るとはけなくなる。3000円くらいで惜しげなく使える。
あんまりブランドにこらない、いえ無駄金を使いたくないおばさんには、ちょうどいいのです。
もっとも、学校ではジーンズははかない。綿パンをはく。
ジーンズというのはかわいそうに年輩者には余りいいイメージがないらしくて、職場では嫌われる。同じ綿でも綿パンならいいようなのだ。だから学校では綿パン、散歩や買い物にはジーパンとまいりましょう。
どちらにしても、おしゃれとはほど遠い最近の私です。
2000年10月3日(火)    革のキーホルダーを作ってにやにや   「金ではなく鉄として」8より・・・中坊さんは自暴自棄になった 
    
     (アクセス10465) 

今日は学校に6:30までいた。仕事のしすぎ・・・。もっとも、この学校では早い方なのですが・・・。
何をしていたかというと、革のキーホルダーの試作品を作っていた。こういう製品は金具が命です。いくつか作ってにやにやしていました。

メールがあり、本HPの中坊さんのことなどをほめてあった。それで昨日の新聞の記事から書きます。

「金ではなく鉄として」8・・・(朝日10/2)
旧制3校に落ち同志社大学の予科に上がった中坊さん。
敗戦から2年経ったが、家は急に傾いていった。父親の弁護士の仕事はなくなり、土地も農地改革で失った。
病気がちの兄弟の中で、中坊さんは農業で働くことになった。初めての農作業、肥えたごをかついでいて転んだり・・・。たくさんの生徒が学校に行くときに、働いていなくてはならない。情けなかった。夜は勉強する体力は残っていない。
「こうやっておれはおいて良かれるんやな」。中坊さんは「自棄」との綱引きに負けていった、と書いている。
カマで指をきり、医者にも行かず、「指がのうなるんならのうなれ」と半ば自称行為だった。小指は今、「く」の字二曲がっているそうだ。それは当時の荒廃した気分を思い起こさせる。
「人間が堕ちていくとはどういうことか、あの時いささか知った気がする。
今そうした中にある人がいやはったら、も少し先まで、私と一緒に行きまへんか」。と中坊さんは書いている。

このようにどうしようもない不遇にみまわれたり、墜ちていく経験をしたら、そしてそこからはい上がったり、回復する経験をしたら、人はなまじっかなことでは落ち込んだりしないでしょう。
マイマスからプラスに自分を立て直すと言うことは大変なことでしょうね。でも、中坊さんがしたからできるんでしょうね。次が楽しみです。

今夜NHKで中坊さんたちの活躍を放送するそうです。観ます。   
2000年10月2日(月)    革を買いに行く。  フリー素材を作る人たち。 
    
     (アクセス10440) 

放課後に革を買いに街まで出かけた。注文していた分をもらう。ついでに他の材料も買う。
革は牛革で、今日は1頭分を半分にしてもらった。
作業学習は毎日あり、キーケースなどの形に切る仕事がある。これは時間を見て朝する。

ところで昨日「なにをしてる?」の素材をいただいたyasSITEに、「できました」というメールを送ったら、「感激です」というメールが来た。
フリー素材を作る方というのは、どのような気持ちで作られるのだろうか・・・。
中には絵が得意だからこれで売り出そう!という人もいるだろう。
しかし、大半は絵が好きで、作っているうちにおもしろくなり、更に良いものを作りたくなる、と言う人ではないだろうか?
そして、作品をフリー素材にして、人に使ってもらい、メールなどで「ありがとう」と言われるとうれしくなる。
このような人たちは、別にビジネスというわけではない。しかし、才能があるなら開かせたいし、人に役立てばうれしいという気持ちだろう。
日本ではこのような素人のインターネットボランティアが多いのではないだろうか?昔からマンガの国だし、インターネットの世界で自分の才能を試したい人も多いのではないだろうか?
わたしはこのような人のお陰で、教材が作れています。集めてきて、並べるだけで・・・。
そして、ただでこのような素材などを作り人たちのエネルギーは、これからの日本のIT化のソフトの部分を押し進めることになるのではないだろうか。
アニメが世界で評価されるように・・・。

今日は「水族館」をアップしました。これからMIDIの合うものを探しに行きます。
2000年10月1日(日)    ジオシティーズのサーバーが動かない! 
    
     (アクセス10400) 

久しぶりの日記。
というのは昨日午後からジオシティーズのサーバーに障害が出て、使えない。
2日近くやきもきして、ようやく今、夜10:00ごろ使えるようになった。
まったく、大手でもこんなことがあるんですね〜。
見て下さい、訪問者は2日間で14人というわびしさ。
おかげで、前回の、あのいやな書き込みさんの精神分析をした、ちょっと感情的な日記は見られずにすんだ・・・。

仕方がないので、昨日から教材作りに励みました。
動きのあるアニメ「マッチ坊君」を使った、「なにをしてる?」です。
そして今まで、「海と川の生物」を作っていた。つりのサイトって元気がいいですね。
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