Leeの特別支援教育
日記バックナンバートップ

      2001年3月
春の香りがします。ねこも元気に外に遊びに行きます。。

2001年3月31日(土)    実家に帰る                                    
     (アクセス16207) 
実家に帰ってきた。春、夏、冬休みは親孝行をしたい。
ごちそうの夕食をたべ、今日は普段できていない部屋の整理や掃除をした。
帰りのドライブでは、すばらしい春の景色をたんのうした。
2時間のドライブでは山を越えてくるのですが、山の緑の中に、桜、梅、れんぎょう、雪柳、木蓮、すおうなどが色を競っていて、これが日本の景色なのだ!、と妙に日本大好き!の気分でした。
2001年3月29日(木)       花の季節は送別会                               
     (アクセス16148) 
今まで送別会でした。一次会で帰ってきました。
三月末には、退任、転任の人や送り側のいろいろの思いがありますね。

けさ、うちの学校のお掃除に来られる女性の方と校内で会うと、「やめることになりました。」と挨拶された。
家には病気の方がおられ看病なさるという。いままで働いてささえてこられたのでしょう。
本校で10年給食を作られた女性もやめられる。今までの思い出をあれこれ話した。
事務の女性の方は40年働いてご退職でした。

退職というのは思いもひとしおでしょうね。
私も退職まであとうん年。きっといろんな思いがわくだろうな、と思うと、退職なさる方に「本当におつかれさま、これからの人生を楽しく送られて下さい」と伝えたくなります。
日頃無事働けるのはきっと、いろんな立場の方がきちんと働き、時に温かい言葉をかけたりして下さるからだと思うのです。
教員の同士の関わりの他に、他の職種の方との親しいつきあいがあり、それもとても大切なことだと思います。

学校では桜が満開です。桜と別れ・・・ですね。
2001年3月28日(水)       サーバーの狭さをどう解消するか   わたしの声がでかすぎる                                 
     (アクセス16105) 
今日は学校に出てきている人も少なくなった。
ゆっくりした1日で、革工芸の準備をした。熊本では来年高校総体があり、その時のおみやげの品を受注している。
キーホルダーを出すのでそのための革を切った。

さて、夕方からまたコンピュータと格闘している。
またケーブルのプロバイダーから、「容量を超えそうです」と通知が来た。やれやれ!

私のホームページは2つのサーバーに入れている。
自宅ケーブルに6メガバイト、別荘ジオに12メガバイト。別荘が多いのも変だけどね。
つまり、ケーブルが六畳のへや、ジオが12畳の部屋と思えばよい。

「Leeのきょうざいかん」をケーブル、他のコンテンツをジオに入れている。
ところが、教材館は中身がどんどん増える。それで容量6畳がいっぱいになった。
とくにかさばっているのは「九九の音声」。
この音声はわたしがマイクを使っていれたもの。苦労したから消したくはないんです。もっとも聴きたい人もないでしょうが・・・。
この2の段だけで200キロバイトなんですよ。
ということは9の段まで合わせると2000キロバイト、つまり2メガバイト、つまりたたみ2畳分なんです。
このサウンドをどうかしないと狭さは解消しない。

それで考えた。「九九」はジオに移そう!
今、時間をかけてジオに移しました。ジオに移すとバナー広告がつくのが特徴。
でも、仕方がない。
ようやくケーブルの部屋は3畳ほど余裕ができた。
まったく、若い人は住む部屋の狭さに泣かされるが、ホームページをもつと、サーバーの容量に苦労します。
2001年3月27日(火)     文集をよんで・・     発表会劇のアプレット                                   (アクセス16064) 
今日が公簿の〆切だったので書き上げて出した。これですっきり。
後は退任式の日に学級会計報告や文集を渡すだけ。
ところでわたしはここ4年間文集を作ってきた。
4冊の文集の画像です。



どれも、生徒達がパソコンで入力したものを編集して作りました。
1年目の文集の中には、身体が不自由な生徒がパソコンで1字1字ゆっくり入力した作文もある。

(1時間後)
今まで以前の教え子に電話をして話し込んでしまった。
このように文集はアルバムと同じく、過去を鮮明に思い出させてくれる。
大切にしていたいと思う。
2001年3月26日(月)     日本語を学ぶサイト   女性知事誕生                     
               (アクセス16028) 
新聞を読んでいると、韓国で日本語を学ぶ若者が増えているとあった。
日本語ができると就職にも有利になるそうだ。また、日本のアニメのキャラクターが人気があるそうで、日本文化も急速に広がっているようだ。
そこで思ったのは、「Leeの教材館」は障害児教育だけでなく、幼児や小学生、外国の人にもいいのではないかということだ。
絵をみて字を学ぶようにしているから、外国の人にもいいのではなかろうか?
特にアジアの人々は日本に関心を持つ人が多いから・・・、とYahoo!でそのようなサイトを調べた。
社会科学>言語学>言語>日本語

幼児教育もじもじinputというサイトがあった。
女性が作られている。ひらがなやかたかななどが、クリックのたびに出てくる。
なかなかいいサイトでクールマークをもらっている。
この女性は専門的に作っておられる。国旗もたくさん出てくるからおもしろい。さすがプロはちがいます。これリンクさせてもらおう。
ネット上にはすばらしいホームページがたくさんある。あっちこっち行ってみるのはおもしろい。

昨夜のニュースが千葉県知事選挙で堂本さんが当選確実になったと報じた。
すごい!
女性知事は大阪、ここ熊本に次いで3人目。
そしてこの堂本さんは、自民党推薦ではなく、いわゆる無党派層の票をかなりつかんだそうだ。
ほんと、流れが変わってきましたよ。
2001年3月25日(日)     パンを焼く優雅な生活                     
               (アクセス15981) 
昨日タイトル変更という大仕事(?)をしたので、おそくまで連絡等をやった。
ただ、反響はほとんどなしというか、今までに来て下さる方がいつものようにおいでになるので・・・。

さて、優雅な春の休日は・・・。
パソコンで教材作りのお遊び、読書、庭をみたり散歩したり、そしてパン焼き
クラスの子のお母さんが先日「あじぱん」を焼いて持ってきて下さった。おいしかった。
「いいな〜」とあこがれて、うちにある電子レンジの説明書を読むと、作り方が書いてある。
強力粉
ドライイースト
たまご
さとう 塩
などがあればいいのです。それで材料は生協から買っていたのだ。
作りましたよ!これっ 見かけは今ひとつですが、けっこうパンになっていました。味もまあまあ。
練習してあんパンやおかずパンを作れるようになり、孫ちゃんに作ってやるのだ。
いいな〜、こんな生活。

読書は最近ロザムンド・ピルチャーものを読んでいる。
イギリスの田舎でのパンを焼くような生活を描いている。田舎で庭を愛し、趣味を楽しみ、素朴でかつ豊かな生活。
コンピュータやインターネットを楽しみながら、このような環境でゆっくりすごす、これこそ最高の生活のような気がする。

あ、うちの長男夫婦は今日京都から東京に引っ越ししたのだ。
2001年3月24日(土)   タイトルを変える!!                                    (アクセス15947) 
この連休にタイトルを変える決心をした。「Leeの障害児教育」。大きく出ました!
「今までのでいいではないか」「せっかくなじんだのに」「題が大きすぎるんじゃあない?自分だけで障害児教育を背負っているんじゃあるまいし」
これらみんな私の頭の中の声。さっき風呂に入りまた考えた。考えれば考えるほど難しくなる。
自分の子どもの名前をつけるより難しい。

たかがホームページ、されど・・・・です。
でも、決めました。Yahoo!始め、各サーチエンジンやリンクしていただいているところに連絡します。
まったく、気分屋のおばさんですみませんね!
でも、こんな勝手ができるところが、個人ホームページのいいところでもあるんだ。「なんとかなるさ!」です。
みなさん、これからもよろしくお願いします。
2001年3月23日(金)   進路の研修会   福祉の制度の情報をインターネットで   
 (アクセス15903)
昨日の進路の研修会の内容を書く。
熊本市の発達相談窓口の方の話。
今までの障害のある子どもや成人との関わりから得たいい話があった。

その中で、福祉の制度の説明があり、参加者からもそのことに話が集中した。
熊本市(県)では療育手帳をA1,A2,B1,B2に分けている。そのうちの軽度に当たるB2の人に対する年金制度が問題になる。
というのは障害基礎年金をもらえないのだ。
B2と判定された人でも、最近の不況で仕事を失う人が多く、年金をもらえないということはつらいことだ。老いていく親も不安でたまらない。これを何とかしなければいけないという声が多かった。
年金制度は申請主義であり、知らずに申請しなかったらもらえない。まず、制度について知り、申請することが大切だ。

次にいろいろな福祉制度が表になっていた。
また、制度は次々に変わっていくので、その都度新しい情報を知って利用して欲しい、ということであった。
例えば、ショートステイの制度を使えば、昼間だけ子どもや成人を施設に預かってもらえる、等・・・。
私は質問・意見で「これからは情報化社会であり、そのようなニュースはインターネットに載せては」と発言した。
発言した手前、今、ネット上にどのような情報があるだろうかと調べた。
はっきり言ってあまり詳しい情報はない。

全国の各種福祉制度・・・熊本県は県のHPとっぷだけ。
熊本市ホームページ・・・障害者福祉制度の詳しい説明ここには概要だけ。詳しい説明や最新のニュースはない。
熊本市・・・・・・これは平成8年度のもの。古すぎる。

いちいち市役所に行きなさいと言っても、障害がある人や保護者であればなおさら、毎回窓口に行くのは大変です。これからはネット上で詳しいニュースを流すのが行政のつとめだと思う。
2001年3月22日(木)      NHKテレビの「テレビはどう変わるか」                 
                      (アクセス15877) 

今日は書きたいことが二つある。
一つは昼あった進路の研修会の内容。もう一つはNHKテレビの「テレビはどう変わるか」
今、メモをとりながら前半を見ました。今日はテレビのことを書きます。明日進路のことね・・・。
NHKテレビの「テレビはどう変わるか」
テレビが10年以内のデジタル化になるという。松下電器、NTTドコモ、日本テレビなど5名の代表とNHKが2時間に渡り討論した。

デジタル化になると次の特性がでてくる。
@双方向
A蓄積機能(ハードに1日分の内容をためられるので、見たいときに見られる。)
Bモバイル。(持ち運び可能)携帯電話で観たりできる。テレビ局と携帯でお互い発信しあい、活用できる。
C多チャンネル 多くのトンテンツから選択できる。
D高画質
地上波がデジタルになるとそれに加え
Eローカル放送ができる。
F自動車などでもできる

2010年までにと言っても、デジタルデバイドな対する不公平感からもっと早くなるだろう。
外国のデジタル化の現状は・・・放送と通信が近寄ってきて、テレビ放送をキャッチしてインターネットで配信する会社もでてきて、問題になっている。
皆さんがこれからは「コンテンツがだいじなのだ」という意見で一致していた。(前半)

後半は遅くなるから書けるかな?
2001年3月21日(水)   文集ができた!    2人の女社長のサイト              
                      (アクセス15849) 

学校で仕事。生徒に渡す文集を印刷した。1ページ20文字か×20行で設定したから、一人10ページほどになる。他の生徒のせく文も混ぜ20ページほどの文集ができた。これで3年間文集を作った。

読書
「ITとリーダー革命」一条和生 PHP 1650円
IT革命がダイナミックに進行する中で、いま先端的な企業、成長している企業はどのような戦略を考え、その戦略を実行に移しているか?
その方法として、12人のトップとのインタビューをしている。
その中の2名の女性
佐藤久美・・・コスモ・ピーアール/ウーマンジャパンドットコム社長
河野英子・・・リクルート社長  サイトはisize(イサイズ)
女性の社長の会社のサイトとか、女性用のサイトって、興味がないわけではないが、ゆっくり見に行くことってないんだな。
なぜだろう?やっぱり若い人向けに作ってあるから、ファッションも恋愛も占いもタレントの話も興味がないからかな?
と思いながら観ていたら、「更年期障害」という文字があった。若い人向けというだけでもなさそう。
もうひとつあまり見たくない理由・・・字が小さすぎる!
小   住まい 仕事 結婚
大  住まい 仕事 結婚
小の方は見にくいのだ。やっぱりおばさんになると目がね・・・。
とは言いながら、私のサイトも目次は小さな字にならざるを得ませんが・・・。

今日のはさっぱり書評になっていませんね。
2001年3月20日(火)   プロジェクトX    公園にホームレスの人    ローマ字教材                                    (アクセス15823) 
今までプロジェクトXを観て、ジ〜ンと来ていました。カンボジアに危険な経験をしながら日本橋をかけた男達の話でした。
この番組は本当にすがすがしく、挑戦する人の話をきくと、日本にはまだこんなにすばらしい人がいるとうれしくなります。

今日は本当に春らしく、画図湖に散歩に行った。
画図湖は湧き水が出る公園で、自然が残りいい雰囲気なのです。
今回とてもいい休憩地ができていて、そこで食事をしようとベンチに座ったら・・・。
そこに2人の男の人が自転車で来た。ちょっと薄汚れて、何やら食べ物を探している。
どうもホームレスの人らしい。よくみると公園内にはタオルが掛けてあったり、ふとんまで敷いてある。
きれいなトイレはあるし、水もある。屋根もあり、雨露もしのげる。
また、ワゴン車に寝泊まりしているらしい人もいる。三毛猫のペットを飼って・・・。

都市部にはホームレスが増えたことは知っているが、地方でも増えているのだろう。
ホームレスにとってはこの公園は自然の中でゆっくり暮らせるいい環境なのでしょうね。

昨日LYCOSのキッズに「Leeのきょうざいかん」が掲載されたのだが、その説明に「ローマ字の学習もできる」とあった。
ローマ字のページは3ページしかない。そこで、少し増やそうと、今日「ポイントしておぼえるローマ字の小もじ1」を作った。
教材は国語・数学・ローマ字・その他と充実したいからきりがない。ま、頭の体操でがんばりましょう。
2001年3月19日(月)   Q2トラブル対策         金ではなく鉄として   「Leeのきょうざいかん」がLYCOSのキッズに                         
           (アクセス15790) 
修了式があり、生徒に通知票を渡した。一人一人に成長したところ、良かったところを話した。
午後は国語・数学の文集を編集し印刷する。退任式で渡す予定。
今日は研究会もあった。

さて、新聞記事から2つ。

ネットでQ2トラブル(朝日2001年3月19日付)
インターネットを利用していて、使った覚えのないダイヤルQ2の情報料や国際電話料金を請求されるケースが県内でも増えている。その対策は・・・。
Q2につながるホームページとはたとえばアダルトサイト。「OK」ボタンを数回おすと小さなウィンドウが現れる。「このプログラムはQ2を利用しています。」等と記されている。しかし、ウィンドウを丁寧に読まずにOKを押すと気づかないうちにQ2に行く。3分300円とかかかる。
トラブルを防ぐにはQ2や国際電話に接続できないように電話会社で手続きをする。予防ソフトもある。
連絡採・・・消費生活センター    県警総合相談    NTTダイヤルQ2停止   NTT国際電話不取り扱い受付

これからは知識を持って自分で防衛するようにしなくては・・・。
また、知的障害児・者の場合も、コンピュータは大いに使って欲しいのですが、対策を考えていた方がいいのでしょうね。

金ではなく鉄として 中坊公平

いやなニュースの多い世の中だが、この人の文章を読むとすがすがしい気持ちになる。このコラムは数日遅れでここにのります。
今回の内容は、イヌも食わない夫婦喧嘩を扱ったこと。別れ話がでて、離婚が成立しようとした瞬間、妻と夫が「別れない」と家出をした。結局まわりは離婚させようとしたが、本人達は分かれたくなかったのだ。このことから、中坊さんは家庭の事情や人間関係にかかわることは訴訟、調停を手がけなくなったそうだ。

「自分は満遍なくこなせる、と思いこむことはどんな職業であれ危うい。わたしは調子よくスタートできずに、自分の弱点に早く気づくことができた。
それにつけても、人間といい人生といい、その色合いは深く、奥は見通しがたい。
そして、決死の思いを抱いて人はサナギになり、来るべき朝に、蝶が飛び立つ。」

いい言葉ですね。
いえ、具体的のどうとは分からないのですが、いろいろある複雑な人生だけど、なにか一生懸命打ち込んで、蝶が飛び立てるのであればね・・・。

うれしいことが・・・。
「Leeのきょうざいかん」をLYCOSのキッズに掲載してもらった。「勉強しよう小学生」のいろいろな科目のところにあります。
Yahoo!さんもキッズにのせてよ!(わたしは教材がうりだから、ぜひ載せてほしいんよ!)
ま、そのうち蝶が飛び立つだろうて・・・。

いまから、映画「真夜中のカウボーイ」があり、観るんです。
2001年3月18日(日)   散歩とぼたもち作り    読書「5歳児の大人」とそのまわりの人のための心理学                                   (アクセス15766) 

あわただしかった1週間が終わり、明日は修了式。
今日は春らしい日曜日。散歩にでかけました。
れんぎょう、雪柳、梅、つばき、もくれんなどが咲いています。
4月になれば桜ですね。また、花見です。1年経つのは本当にはやい。だからこそ、つかの間の春を十分に味わいたい。

帰ってきて、窓が汚いのでガラスクリーナーを吹きかけてタオルで拭く。
新聞に「ぼたもち」の作り方が載っているたので、作りました。夕食の後に食べると肥るのは分かっているけれど、大好きなのでね。

(読書欄へ)
2001年3月17日(土)   卒業を祝う会    ほめられると、酔っぱらっても更新                                     (アクセス15726) 

今夜は「卒業を祝う会」という宴会があった。お母さん方と多いに飲み盛り上がった。
ただいまビールが数本入って酔っぱらった状態。
普通なら風呂に入って寝るところだが、今夜は教材を1本更新した。画像付きの改訂版に・・・。
なぜなら、教育関係者共有掲示板で、もとかさんから次のようにほめられたから。

「こんにちは、「DOBRE共和国MOTOKA町」管理人のもとかです。
今日、Leeさんの「なんとかなるさ」を拝見しました。
はじめていったのですが、その内容の濃さに圧倒されました!
養護学校の先生だそうですが、教材をネット上で作られており、それがゲーム感覚で数や昆虫の名前が覚えられるというもの。
インターネットで教材かを進められている例として、すごく参考になりました。
私のHPは、Javaなども取り入れられず、本当に文章ばっかりのものなんですが、LeeさんのHPは視覚的にもわかりやすく、すばらしかったです!
私もそういうページを目指したいです。


ひゃー!!うれし、はずかしですね。
こんなにほめられたら、頑張らないわけにはいかぬ。酔っぱらっても更新更新。
なにしろ「豚もおだてりゃ・・・」のタイプだからね。
2001年3月16日(金)  本校の生徒のことが新聞のニュースに   難しい進路                                     (アクセス15700) 

昨日の卒業式にマスコミが取材に来たが、そのうちの朝日新聞に、卒業式のことと進路に関する記事が載っていた。

養護学校後の進路 深刻ー入所待機者は延べ750人ー(朝日 3月16日付)
養護学校を卒業する知的障害者の進路が深刻さを増している。不景気で求人数が減少しているうえ、作業などを通じて能力を身につける援護施設も、定員オーバーで入所できないからだ。家族や学校関係者らからは「卒業しても受け皿がない」と声が上がっているが、県は2003年までは施設を増やさない方針だ。

(うちの学校の)卒業生の一人Tさんは進路がまだ決まっていない。
希望した入所型更生施設が定員いっぱいで、空きができるまで待機しなければならない。
県教委の話では昨年度は県内7つの高等部から卒業した生徒111人のうち、半分の56人が援護施設に入所した。就職は景気低迷で16人にとどまった。
昨年12月のまとめでは援護施設の定員の空きがなく待機している人は、のべ約750人。複数希望していたりするため、実数は400人、うち自宅待機が180人程度だという。
Tさんのお父さんは「夫婦どちらかがダウンしたら死活問題」と話しておられるそうだ。

このTさんは私も1年間担任しました。親御さんとしては、家に待機となるときびしいだろうと思います。行政上の計画もあるかと思いますが、何とかなって欲しいものです。
2001年3月15日(木)  卒業式   感激の涙は生徒がくれるプレゼント                                     (アクセス15663) 

今日は卒業式。あわただしく迎える式ですが、卒業生の顔をみたり、保護者の挨拶を聞いたりするうちに、色々と思い出されて涙が出てきます。
高等部3年生の生徒は、3年前、まだ1年生だったときに1年間担任をし、2年間一緒に勉強しました。高等部1年生は「校内実習」といって、暑い中、運動場の除草作業などを経験するのですが、そのきつさを共に経験したものです。
また、国語数学の時間に作文をワープロ入力し、「ハイスクールニュース」を発行したのもこの人たちとでした。
今も「しんちゃん」と声をかけたり、劇の妖精のポーズをしたりしてくれます。
そのようなことを考え、じ〜んときているところに、最後の保護者代表の挨拶がそれはもうすばらしかったのです。子ども達一人一人の学校での様子を述べられ、そして先生や学校にお礼をおっしゃいました。
その愛情に溢れ、心のこもった挨拶に、さすがの私も涙が止まらなくなりました。

卒業式はどの学校でも感激するものでしょうが、特に障害のある子どもの学校では、保護者との繋がりが深く、子ども、保護者、教員で「お互いによくやってきましたね。ここまで成長しましたね。これからも頑張りましょうね」と心の中で思うのです。
あるお母さんは「先生、お世話になって・・・。これから先生達のお顔が見られないと思うと・・・」と、また涙・・・。
そう、私の年ともなると、お母さん方と「お友達」のような気持ちになり、気軽に話し合ったりしていましたので。

そして、この感激を胸に、次のステップに進まれ、私たちも新たな気持ちで次の生徒を迎えます。
卒業式の涙は、「感激」という満足であり、生徒達がくれる最高の贈り物だと思います。
感激ばっかりで、あんまり「反省」はしないようですが・・・(笑)。
2001年3月14日(水)  日記はどこに置いたがいいか?   明日は卒業式          
                           (アクセス15637) 
昨夜日記を書いて転送しようとすると、容量が14キロバイトあるトップページの半分しか転送できないという妙な現象が起きた。つまりこのページの上半分しか現れないのです。
それじゃあ日記は読んでもらえない。それで考えて、日記を上の方に持っていった。

ところがその後、信子さんが「日記が読みやすくなりました。」と書き込みしてあった。
そうなのか・・・。日記は上の方がいいのか・・・?、とも思いましたが、日記だけ読んで「さようなら」になるのも悲しいので、また、メニューを上に置きました。

ホームページのトップページってむつかしいものです。
@軽くなくてはいけない。
Aかっこよくなくてはいけない。
B内容が一目で分からなければならない。
C更新状況が分からなければならない。
D私のHPのうり(?)の一つは「日記」です。これもすぐに読めるようにトップページにおきたい

これらの条件で考えたデザインがこれですが・・・。来た方によっては日記がすぐにあったがいいと思う方も多いでしょうね。
ホームページのデザインって難しいものですが、まあ、自分ですきに考えられるから「これもまた楽し」です。

明日は卒業式。今日は準備や掃除、放課後、会議、そこに急に思いもかけない文書書きまでとびこんできてあわただしかった。
うれしかったことは、お母さん方が卒業生のために生花のコサージュを作って下さったり、教室にお花を飾って下さったりしたこと。子ども達のために一生懸命にして下さるからうれしいです。
2001年3月13日(火)  体調とプロバイダーの体調が悪い          
                           (アクセス15615) 
今日はジオに転送しても半分しかあらわれないという妙なことになっているので、日記はここにかきます。

昨日今日と、私の体調とプロバイダーの体調が悪かった。
私の体調は次の通り。
10日ほど前に風邪を引いた。→風邪がぐずぐずして体調が良くなく、歯茎が痛んだ。→歯医者に行ったら痛み止めの薬をくれた→昨日歯を抜いた。夜、胃が猛烈にいたくなった。→内科に行ったら、歯の痛みどめの副作用で胃が荒れていると言われた。→胃薬を飲んだ。
何だか、薬で身体を悪くしているような・・・。現代病だな。

おまけに昨日はプロバイダーのサーバーが開かない。
それで歯と胃とサーバーが悪ければどうにもならないとねました。

クラスでケーキを作って(ストロベリーショートケーキ)、午後は懇談会でお母さん達とケーキを食べたり、学年末の仕事はこなしているものの、この日記を書いたらまた寝ます。
年を取ったら、パソコンの更新も体調と相談して休み休みでないと続きませんからね。
2001年3月11日(日)   春の一日、読書         
                           (アクセス15565) 

すばらしい春の一日でした。雪柳がさき、れんぎょうは今つぼみ。南に面した部屋で春の陽を味わいます。
そして読書。(今日の一冊へ ロザムンド・ピッチャー「メリーゴーラウンド」「コーンウオールの嵐」東京創元社

2001年3月10日(土)   ジャバアプレットはおもしろい!  「顔をつくろう」      
                           (アクセス15535) 

今日の午前中にジャバアプレットができた!お別れ発表会の劇のシーン6枚の画像が次々に現れるもの。
ところでジャバはスクリプトもアプレットもおもしろい。
こういうサイトを見つけた。
「Face Editor」つまり「顔をつくろう」というソフトです。

おもしろいと思われたら行ってみて下さいね。
ジャバはとてもおもしろいから、また勉強したい。
2001年3月9日(金)   ジャバアプレットができない!      
                           (アクセス15510) 

画像が次々にあらわれるジャバアプレットを作ろうとしたら、うまくいかない。
もう5〜6時間やっているが・・・。
この前はできたのに・・・。あ〜あ、もう寝ます。

2001年3月8日(木)   子どもと笑いあって・・・・・                     (アクセス15480) 
先日もご紹介した障害のある子供さんのお母さんから、会報が送られてきた。
B5版の冊子で8ページ。これをこのお母さんが一人で作られたとのこと。すごい!
いろんな情報や「おもしろ我が子自慢コーナー」など楽しい内容です。

このように我が子を自慢したりあたたかく笑ったりする、これはとてもいいことだと思うんです。
日本人はとかく「うちの子はだめで・・・」と言いたがるそうだ。謙遜もあろうが、それを聞いた子は、言われたようにしかなりませんよね。
知的障害がある子供さんでも、「これもできなくて」と言われるより、ほめられればほめられただけ成長するでしょう。

また、知的障害がある子どもに接する場合、笑いを忘れてはいけないと思う。
もちろん笑いには2種類あります。相手をばかにした笑いと、あたたかい笑いと・・・。
ここでいう笑いはもちろん後者の「笑い」ですが・・・。

ともすると、知的障害がある子供さんに接する場合、笑うと「ばかにしている」と言われるのではないかと、妙に構えてしまうことがある。それで笑うことを避けるようになったらお互いきゅうくつです。
そして「教えなくては・・・」「これが上手になって欲しい」ということに急ぐ余り、まじめでヒステリックになりすぎると、かえって萎縮させてしまいます。

子ども達は障害があっても、人としての個性はとっても楽しいものです。
歌が得意な子、笑顔がすばらしい子、ユニークな絵を描く子、走るのが好きな子、まじめに毎日お掃除をする子、ふざけるのが好きな子。それらの個性は楽しめるものです。
それらの個性は時にはとても楽しいエピソードを生み出します。笑い転げるような・・・。
子どもも含めてみんなであたたかく笑い合いたいものです。

わたし達養護学校の教員は時に「若いですね。」と言われます。
多分、生徒と一緒に踊ったり、生徒から「しんちゃん!」とか「かわいいよ」とか言ってもらうのが「わかぐすり」になっているのでしょう。
この子達は「障害」はあっても、考えようによっては「私たちを幸せにしてくれる天使」のような存在ですね。「笑う」ことで病気も良くなることがあるそうです。私が長生きしたとするなら、この人たちのおかげでしょう。

2001年3月7日(水)   卒業パーティ       
                           (アクセス15452) 
今週学部便りを書く番、そして成績書きとあわただしい。歯と胃が痛いけれど、ゆっくりはしておれません。

夕方、高等部3年生に卒業パーティーの招待を受けた。
この学年は2年前の高等部1年生の時に私が担任したのです。
うちの学校には「すずかけの家」という宿泊訓練等がある。広くて洋間と和室がある。
高等部3年生はそこで卒業前の合宿をしていて、今日ごちそうを作ってパーティーを開いた。
会場に行くと「先生!」と生徒が話しかけてくれる。たくさんのごちそうが並んでいる。
3年間の成長をみてきたからかわいい。
男の子は「しんちゃん」と呼ぶ。わたしの名字から「くれよんしんちゃん」にかけているのです。
担任したことのある生徒の卒業は感慨深いものです。

さあ、今から成績書きです。
2001年3月6日(火)   親指族   理想のモバイル・コンピュータは    知的障害のある人のためのオープンカレッジ      
                           (アクセス15409) 
NHKのクローズアップ現代で「親指族」の話があった。
親指族とは携帯電話を使って、メールを親指で打つ若者のこと。
速い人はワープロ検定3級並に速く打てるそうだ。
携帯電話の会社も親指でより速く打てる配置を考えている。
また、身体に障害がある人や、キーボードを打つほどではない人にはコンピュータのキーボードの代わりにゲーム機を使う動きもあるそうです。ゲーム機も親指を使うだけなので・・・。年輩の方も使えるんだそう。

新聞によるとNTTドコモのiモードはすごい人気だそうです。メールにインターネットは、パソコン使用と同じく携帯を使っての流れも盛んになるのでしょうね。
私は携帯ってメールしたり、簡単な娯楽やお知らせ的な情報を知るだけのものと考えていたけれど、これからは普通のインターネットの情報に近いものが載せられるようになるのかも知れませんね。

つまり、コンピュータはほとんどがモバイルの方向に行くのかも知れません。
今や電話は固定電話より携帯の方がずっと多くなっているようですから。

理想は・・・
モバイルのパソコンでインターネット、メール、電話(声が聞こえ、顔がうつる)、そしてファックスやプリントができる。
う〜ん、いいなあ!

今、makkoさんのホームページを訪問したら次のような情報が・・・。関心のある方は行ってみて下さい。
「知的障害のある人にもわかるテキストを作って、今住んでいる地域で高等部を卒業した後も学ぶ場を保証していこうと、大学の先生方が運動を始めました。それが、オープンカレッジです。」
2001年3月5日(月)    写真撮影は大騒ぎ。   歯が痛い!           
                           (アクセス15384) 
今日は写真撮影の日。朝からスーツで出勤。
まずクラスごとにとり、次に3年生と一緒に撮る。
この写真というのがなかなかシャッターを押せないものなのです。たいてい誰かが下を向いたりしている。その子の顔を上げたと思ったら、別の子がよそを向く。
みんながいい顔したが、○○君が下を向いた。「○○君!」と注意を受けると、「はい!」と手を挙げる。
そんなこんなで、1クラスに3枚くらいシャッターを押しているが、さて、現像したらどんな写真がとれているか?
案外、生徒はちゃんとしているのに、先生が手を挙げたりしているものです。

歯が痛い!
実は昨日私は不機嫌な1日だったんですが、これは歯痛が原因だったんだ。
五時から歯科医に行く。ブリッジをかぶせている奥歯が痛い。ブリッジを外す。虫歯ではなく歯槽膿漏だからしょうがないという。
年を取るとはこういうことでしょうね。
五〇を過ぎると白髪や歯が抜けることや、その他身体の衰えを、黙って受け入れるしかなくなる。
歯の薬を飲んだが、何だか気分が今ひとつ。今日は早寝です。
2001年3月4日(日)    本を借りる    イギルス旅行の旅行記を・・・     アカデミー賞の受賞作        
                           (アクセス15358) 
春の嵐です。熊本では昼、ひょうかあられのようなものが降った。
午後は図書館に行く。
昨日ダニエル・スティールがおもしろかったので、洋物をと思って次のような本を借りた。

ロザムンド・ピルチャー「コーンウオールの嵐」
     同上     「メリー・ゴーラウンド」
「河合隼雄を読む」
河合隼雄「人の心はどこまでわかるか」
「河合隼雄全対話」
加藤諦三「五歳児の大人とそのまわりの人のための心理学」

最初の2冊はイギリスの「コーンウオール」という名に惹かれた。
私は10年ほど前にイギリスを旅行した。その時にコッツウオルズ地方にいった。古びた田舎であるが、昔は大きな宿場町であった。そこの有名なホテルに泊まった。
貧乏旅行だけれど、それだけが唯一の贅沢。
それで、その地方を舞台とした、女性作家のゆったりした小説を読みたくなって・・・。

帰りの車の中で考えた。イギリス旅行の写真もあるし、メモもある。イギリス旅行のページができる、と。
それで、写真をデジカメでとることにした。
そのうち、少しずつ思い出しながら、旅行記を書きましょう。

衛星テレビでアカデミー賞の受賞作を放映するそうで、今日は関連の番組があるそうです。
今から観ます。こりゃしばらくは映画づけになるな。
2001年3月3日(土)    どんどん変わる家電    ダニエル・スティールの「つばさ」                
                           (アクセス15336) 
今日は先土曜日に出勤したので代休でした。ゆっくりしました。
大型家電店に買い物。大型テレビがおいてある。大きい。値段は120万!これは縁がない。22万円の、これは将来縁があるかもね。
パソコンもデスクトップにノートパソコンと10万円から30万円まで。プレイヤーは今やCDより小さくなっています。
ある記事によるとフロッピーディスクは過去のものになりそうとか・・・。わたしが今使っているパソコンはFDが使えますが、そのうちなくなるんでしょうね。

午後は読書
ダニエル・スティールの「つばさ」を読む。あの超訳本です。わたしも、気軽に読めるからよく読むのです。
ダニエル・スティールは「幸せの記憶」「無言の名誉」「敵意」「贈り物」などが発行されている。
この本はキャッシーという天性の飛行機乗りの女性が主人公。
他愛のない本なのだが、ぐいぐい読ませるのですね。女性が飛行機に乗ってアクロバットで優勝するとか、すかっとする粗筋なのです。
シドニー・シェルダンものもそうですが、女性が弁護士や検事、実業家になり、自分の才能を十二分に発揮する。やがて思いもよらぬ陰謀やチャンス、事件に巻き込まれる。男性の愛や助けもあって、最後はハッピーエンド、というパターンです。
これらの本がアメリカでも日本でもよく読まれるのは、現実には窮屈な女性が、本の中では主人公の活躍にすっきりしたいのでしょうか。

この本の中にはパールハーバー攻撃もでてくる。ダニエル・スティールの本では、戦時中の日本女性の運命を描いたものもあった。日本では日本から見た戦争の描き方になるが、外国の作家が描くとこのような描き方にもなるのですね。

それにしても、これだけ読ませるのだから、単純な小説とは言っても、すごい物語テラーではありますね。
2001年3月2日(金)    画像入りの3択問題ができた!!   世の中騒然            
                           (アクセス15293) 
4択クラブで野上さんがつくられたソフトができあがり、さっそく3択問題を作った。
画像が入るから使いやすい。
うれしい!

なんだか世の中が騒然としている。来週には森内閣も倒れるかも知れないし、株価はどんどん下がっているし、水門は開けるいうし、ダムは着工がどうなるか分からなくなった。
以上挙げた項目では、私としては困ったなというものと、あたりまえだ、というものがあるが・・・。

村上議員についての記事を読んだ。小さいときから苦労して育ち、上昇志向が強かったとある。出身は同じ県ではあるが、人は権力を握るとあのようになってまうものか・・・、という気持。
                               
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