2004年7月
暑い暑い!
プールがあって気持ちがいいけど、これがまた疲れるんです。
2004年7月31日(土) 軽い文体で書く
(アクセス Leeの特別支援教育 139327 Leeのきょうざいかん 1067749 )
4枚の原稿を書くことになっている。
文体は「軽く」「笑いがあったがいい」ということ。
う〜ん、難しいものですね。
パソコンに向かう合間に新聞や本を読む。
「阿川佐和子のガハハのハ」文芸春秋 1476円
栗原はるみさんという料理研究家との対談。
「料理学校に行かなくてよかった。自由な発想は絶対できないから。」
専門家的でなく、主婦が「私もあんなにできるかもしれない」と思わせる普通っぽさがいいのだろう。
この発想は原稿書きにも参考になる。
2004年7月30日(金) おもしろい研究会にするには
(アクセス Leeの特別支援教育 139130 Leeのきょうざいかん 1066081 )
今日はある研究会に行った。
冷房が効いていたので話に耳を傾けたり、今書いている原稿の構想をねったりしていた。
研究会と言えば、最近思うのは、長く続いている研究会はともするとマンネリ化になって、おもしろくなくなるものだなあということです。
研究会が立ち上げられた頃は、みんな意欲を持って参加し実践を発表していました。
またいいアドバイスをもらったり、他の人の実践に刺激を受けたりしていたような気がします。
しかし、最近は・・・、年のせいでしょうか。
なんだか、一人でインターネットで勉強しているほうがたくさんの情報とおもしろさをもらえるように感じます。
研究会も時代の要請や感覚を取り入れていかないと、だんだん古くさくなり、形だけでやっていくようになるようです。
研究会を運営していくには、人々のニーズをするどくとらえ、取り入れる必要があるでしょう。
だんなが出張から帰ってきて話したことに、
「60うん才の人が大学に来て勉強していた」そうだ。
定年後でも意欲があれば勉強できる。
その時は自分が本当にやりたいことを勉強したらいいんですよね。
私も定年後は何らかの形で勉強したいが、さて、それまで元気が続くでしょうか。
2004年7月29日(木) 仕事のかき入れ時 ベルトのお手入れ
(アクセス Leeの特別支援教育 138913 Leeのきょうざいかん 1064409 )
台風が近づいているらしい。大事にいたらないといいけど・・・。
夏休みは仕事のかき入れ時です。
今している仕事は、6日に発表するのでその資料作り。
4ページが出来上がりました。
今度は教材をキャビネットに整理する仕事。
学校の中で使わないキャビネットを集めます。
教材のファイリングも終わりました。
そこで今日は数学のプリントを増し刷りした。
これをキャビネトに入れて行くつもり。
夜、ベルトの整理をした。
私は革工芸が趣味なのでベルトをたくさん持っている。
しかし、最近はあまり使わない。
今日、急に手入れを思い立ち、10本くらい出した。
ところが、私が太ったので短くなった。まいったね!
バックルをずらしたり、こんど穴を開け直そうと思ったり・・・。
革用油で磨くと愛着が出てきます。
この夏はベルトでおしゃれしようか。
2004年7月28日(水) 今日は日直 どうして戦争がおきたのか
(アクセス Leeの特別支援教育 138698 Leeのきょうざいかん 1062518 )
今日は日直、日直って年に1度経験するんです。
その仕事は・・・。
朝開施する。これは早く来られる先生がしてくださった♪
プールの管理。水を浄化するのはめったにしないからどきどきです。水質も調べます。
日誌を書く。
電話番。みんながいたのであまりせずにすんだ。
花の水やり、これも半分だけでよかった。
困ったのは職員室にいなくてはいけないから、使い慣れないパソコンを使って目が疲れたこと。
パソコンもセッティングの仕方では非常に疲れやすくなる。
年も年だから目には気をつけよう。
今日「その時歴史は動いた」で日米開戦がなぜ避けられなかったかをやっていた。
今関心のある話題だから見ました。
それにしても戦争というものが、ほんの判断ミスや連絡の手違い、運命のいたずらなどが絡まって起きるんですね。そしてそこには大変な犠牲が生まれるのです。
またその真相、事実というものも、60年以上もたって分かることがあるんですね。
2004年7月27日(火) 父母のアルバム
(アクセス Leeの特別支援教育 138407 Leeのきょうざいかん 1060321 )
実家に帰っていました。
いつものように片付けをしました。
今回は古いアルバムの整理。
父母達の時代のアルバムは紙にのりで貼る式です。
表紙も取れてぼろぼろになっている。
父母の若いときのセピア色の写真をゆっくり見た。
これは写真をデジカメで撮ったもの。私の小学生時代。
父がこの本 父・山口多聞―空母「飛竜」の最後と多聞「愛」の手紙 を持ってきてくれた。夜遅くまで読みました。
戦争のことなど私には関わりが薄いと思っていたが、こうして父母の写真を見たり話しを聞いたりすると私が生まれる本の3,4年前のことなのだと実感しました。
父はかろうじて生き延びることができましたが、多くの戦友が戦争で死に、残った人々もすでに亡くなった人が多いという。
そう思うと、この父母達が学生時代からのこれらの写真がとても貴重なものに思えたのです。
大切にしなくてはいけないでしょう。
2004年7月24日(土) 飛んで火にいるNHK
(アクセス Leeの特別支援教育 137790 Leeのきょうざいかん 1055195 )
先ほど夕方に、電話がかかってきた。
「NHKですが、受信料を口座振替になさると500円ほど安くなりますよ」と・・・。
飛んで火にいる夏の虫とはこのことでしょうね。
「NHK職員の使い込みのニュースがありましたが、あれはなんですか!
私たちが納めたお金をあんなことにつかうなんて!!
あなたに言っても悪いけど、上の人たちに伝えて下さい。
口座振り込みにすると、いつの間にか納めてしまうからそうはしません。
問題が続けば払うのも考えます」
とすごい剣幕で言ったから、相手の女性も困ったろう。
でも「そうおっしゃる方が多いのです」だそうだ。
NHKもいい番組も作るが、隠蔽体質も強い。
数年前「奇跡の詩人」というのがあった。
「NHKスペシャル『奇跡の詩人〜 11歳・脳障害児からのメッセージ』」です。
番組にやらせ的手法が目立ち、さらに医学的にもおかしな点が多数あるなどで、NHKに数千件の抗議があったそうです。
重い障害がある男の子が、神の声のようなことをタイプするという番組だったから、障害のある子の関係者にもずいぶん関わりのある話でした。
この番組はずいぶん疑問がだされた。
しかしついに訂正されることはなく、NHKの体質をかいま見る思いがしたものだ。
この日記を書いている今もNHKで「ロンドンにおけるのど自慢」などがあっていて、これなどNHKならではのいい番組なんでしょうね。もうすぐ「冬ソナ」も始まる。
しかし隠蔽したりお金にルーズになったりして、それに対して自浄能力が乏しくなったら、受信者は考えますよ。
この電話がなかったらこの日記も書かなかったでしょうが・・・、やれやれ電話のおばさんも今日の商売はあがったりだったでしょうね。
2004年7月23日(金) センター化って忙しい? ^^;
(アクセス Leeの特別支援教育 137715 Leeのきょうざいかん 1054170 )
昨日は先生達との「避暑別れ」という飲み会でした。
夏休み前のご苦労さんという飲み会ですね。
さて、おとといの大学の先生方との研究会のこと。
今、養護学校では「センター化」ということが言われています。
第3章 特別支援教育を推進する上での盲・聾・養護学校の在り方について
「その学校に在籍する児童生徒の指導やその保護者からの相談に加えて、地域の小・中学校等に在籍する児童生徒やその保護者からの相談、個々の児童生徒に対する計画的な指導のための教員からの個別の専門的・技術的な相談に応じるなどにより、地域の小・中学校等への教育的支援を積極的に行うことで、地域社会の一員として、地域の特別支援教育のセンターとしての役割を果たすことが重要である。」
そこで附属学校の本校としては、大学の先生と連携していこうということになったらしい。
会に来られたのは7,8人の先生でした。
その中で出たことは大学の先生も「センター化」の影響で忙しいということ。
各養護学校が「センター化」するために、大学の先生に相談するから・・・。
同じ人数の先生が、「センター化」として幅広く相談にのったり動き回ったりするのも大変なことでしょう。
数年前に取り入れられた「総合的な学習」は、幅広い分野に渡る学習を作り上げるために教師と子どもの時間や労力が必要となり、現在「学力の低下」が言われています。
もうすぐなくなる運命とも・・・。
一つの教育の動きが言われると、その動きにダダダ〜と流れていきます。
手広く広げてしまうと、本来の仕事に手が回らなくなることもあるものです。
子どもへの支援、あるいは子どもを伸ばす授業、というものが基本であることを忘れてはいけないと、自分に言い聞かせています。
2004年7月22日(木) 夕食会 這ってでも職場に行く
(アクセス Leeの特別支援教育 137437 Leeのきょうざいかん 1051592 )
昨日は遅くまで飲んでいて日記が書けませんでした。
今日から夏休み、昨日生徒は水泳をしたり、夏休みの宿題をもらったりしました。
そして夕方から保護者も一緒に「夕食会」が開かれました。
焼き肉の業者に肉を焼いてもらい、生徒はボランティアの学生さんと肉を食べ、私たちと保護者は楽しく飲んで胸襟を開くという趣向です。
私は主にお母さん方と話をしました。
男性は「おやじの会」を結成したりと気炎を上げていました。
特に男の先生は「お父さん方もこういう会に参加して欲しい」という気持ちが強いですし、それはまた大切なことです。
その後、5名の先生で二次会をしました。
ラーメンを食べながら、いろんなことを話しました。
その中でおもしろかったこと。
主事の先生が若い先生に「きつくっても這ってでも職場に行くかなくては」という言葉。
若い人は「しーん」としたり、うなだれたり・・。
少々きつくっても仕事に行く。
これについてはどう思われますか?
こんな風に飲んだ後って、二日酔いで職場に行くのはつらいですよね。
でも、それでも這っても職場に行かなくてはいけない。
それはあたりまえです。
「風邪かな?」と思ってもたいしたことがなかったら職場に行く。
でも、そうしている内に体が慣れてきついことにも耐性ができるものです。
きつくっても起きて動くことを練習すると、体は慣れるものです。
私も若いときは若気の至りで翌日が死ぬほどしんどかったりしましたが、年と共に体は慣れていくものだということが分かってきました。
若い人が職業生活に慣れていくのは大変なことでしょうが、毎日繰り返し体を慣れさせていくと案外できるようになるものです。気持ちの方も「どうにかできた」と思って自信がつく。
5月病やストレスでしんどい思いをしている人もいるでしょうが、規則正しい生活で体を慣らしてしまいましょう。
そして今日は学校で思いっきり仕事をした後、夕方5時から大学の先生達との研究会がありました。
これについてはまた明日。
2004年7月20日(火) どうにかならんのか教科書体!!
(アクセス Leeの特別支援教育 137023 Leeのきょうざいかん 1047454 )
うちの学校は二期制のため明日まで学校があります。
今日は芦北合宿のビデオを観て、思いでの絵や作文を書いた。
放課後、夏休みの宿題を印刷した。
「Leeのきょうざいかん」のプリントをプリントアウトした時に「ガーン!」ときた。
この一週間、国語のプリントを「教科書体」に直したんですよね。
ところがそれがゴシック体で出てきて、見苦しいことになっている。
教科書体 おこのみやき 正楷書体 おこのみやき ゴシック体 おこのみやき
さて、皆さんのパソコンではどう見えますか?
教科書体が入っていないとゴシック体のようになりませんか?
教科書体が入ったパソコンは少ないでしょう。
でもだからといってゴシック体のようになっては困ります。
夕食を食べながら、国語のプリント70〜80枚を、正楷書体に直しているのです。
まったく、教科書体め!
教科書体には恨みがたまっているのです、私には・・・!
2004年7月19日(月) プリントの手直し 「I miss me.」香山リカ
(アクセス Leeの特別支援教育 136786 Leeのきょうざいかん 1045754 )
やったー!
この連休中、「Leeのきょうざいかん」のプリントを手直ししプリントした。
フォントを教科書体に変え、きれいなプリントになるように手を入れたのです。
100枚を超えるプリントができました。
夏、国語・数学の指導について話をする機会があるので、その時にお見せしようと思って・・・。
読書
「ダニーボーイ」久世光彦 文藝春秋 1429円
「I miss me.」香山リカ 青春出版社 1100円・・これはI miss you.ではない。私探しというような意味かな。
どちらもおもしろかった。
特に香山さんは若い女性向けに、自分の心と上手につきあいながらかしこく幸せに生きていくには・・・、ということを分かりやすく書いている。
この写真は、私がごろりと寝ころび読書するソファーから撮りました。
休日の半分以上はここにごろりと寝ています。
私にとっての大切な景色となるでしょう。
2004年7月18日(日) 「老いの語らい」沢村貞子
(アクセス Leeの特別支援教育 136657 Leeのきょうざいかん 1044200 )
今日も一日ゆっくりした。
どうも年を取ると「家にいるのが一番」になってしまいおもしろみがない。
読書は
「老いの語らい」沢村貞子 岩波書店 1339円
「1996年夏、87歳の生涯を静かに閉じた沢村貞子。幸田文、山田太一、黒柳徹子、永六輔ら8人と、楽しく笑い、ときにはほろりとさせる対談集。人間味あふれるエッセイも多数収録。」とある。
だんだん「老い」というテーマのものを読むことが多くなった。
沢村さんは女優である。
その経歴はおどろくようにおもしろい。
浅草で育った沢村さんは、お母さんからそれはしゃきっとしたしつけを受ける。
上の学校に行きたいと思い、家庭教師のアルバイトで学費を稼ぐ。
大学まで行くが、卒業を前に退学。
その後治安維持法にふれ逮捕され、刑務所暮らしの経験もある。
女優となり、テレビドラマにも出られた。
共感を覚えたのは郡司さんとの対談の中・・・
「自分は小さいときからよく遊んだ。
また本を読んだり、学校に行って学んだり・・・、そういうことが遊びであった。
八十をすぎた今、こうして豊かに過ごしておられるのは、今日までひたすら遊びに興じてきたおかげではないかしら・・・」
なかなか味わいのある言葉です。
私もこうして好きなことをやっていますが、HPを作るなんてしんどいところもありますが、やはり遊びだから続いているのかも分かりません。
2004年7月17日(土) リンゴさんとのいつもと違う関わり
(アクセス Leeの特別支援教育 136476 Leeのきょうざいかん 1042585 )
3日間の合宿の間に、女子は1年から3年まで同じ部屋で過ごしました。
その間、女の子とのいつもとは違う関わりがありました。
こんなことがありました。
私のクラスのりなさんと私はいつも一緒にいることが多い。
りなさんが歩く時に転ばないように支援するからです。
合宿中、りなさんはけがをしていたので海で泳げませんでした。
それで私はもう一人の女の子リンゴさんと泳いだのです。
リンゴさんと海の中で手を握り合って歌を歌いながら過ごしました。
帰る道でも手をつないで帰りました。
夜はちょっとの時間ですが、同じベッドで寝ました。
リンゴさんはにこにこして本当にうれしそうで、私もかわいく感じました。
思ったのは「私は普段リンゴさんを甘えさせなかったんだなあ・・・」ということです。
きっとりなさんと一緒にいる私に甘えにくかったのでしょう。
そういうことってありますね。
兄弟でも、弟にばかり手をかけると兄はさみしがったり・・・。
子どもは子どもどうし張り合ったり遠慮したり、「私のこともかまってくれ」といろんなサインを出したりします。
考えてみれば私たち大人だって自分のことを認めて欲しいといろんな行動をするんですから、子ども達が先生の注目を集めるため、愛情を得るためにいろんなことをするのはあたりまえでしょう。
今回の合宿では、環境がちょっと変わったので、いつもと違う子どもの様子が見えました。
学校でも今までの見方や関わり方がちょっと違ってくるかも知れません。
私もいろんな子どもの気持ちをくみ取っていかなくてはいけないなあ、と思いました。
2004年7月16日(金) 3日間の海での生活
(アクセス Leeの特別支援教育 136334 Leeのきょうざいかん 1040702 )
合宿が無事終わりました。
1日目・・・朝、大学のバスで芦北の青少年の家(他の学校のサイトを勝手にリンクしました)に行きました。バスの中では「朝の会」で歌う「今月の歌」などを元気に歌い、合宿への期待が高まります。
「家」に着くと昼食後水着に着替えて海へ・・・。
ライフジャケットを着ているので海にプカプカと浮かびます。持ってきたボートに乗る人もいます。
夕食は食堂でカロリー一杯のメニューでした。
お風呂は大浴場があるのですが、私は足をけがしているりなさんと部屋の風呂に入りました。
夜は「ナイトハイク」があり、夕空を眺めながら海辺を歩きました。
子どもはカニを捕まえてはしゃいでいました。
夜は子ども達は楽しくて遅くまで起きている子もいたようです。
2日目・・・朝はペーロン船に乗ります。ライフジャケットを着て職員の方の説明を聞きます。
私は今年初めて「ドラ」をたたく役になりました。船首に座り、「1,234」と4拍子でドラを打ちます。
今年は半分の生徒は「かい」を持ちませんでした。上手に持てない人もいるからです。ですから、かいで漕ぐ人は少ない。
私の「ド〜ン、ドンドンドン」に合わせてみんな一生懸命に漕ぎ、スイスイと滑っていった船もしばらくするとみんな「奴隷船のくたびれた漕ぎ手」状態になり、途中から引き返しました。
例年、私も漕ぎ手になり疲れ果てるのですが、今年のドラ役はなかなかいいものでした。
先生達は「来年はあみだくじで決めよう」との声も聞かれました。
水着のまま昼ご飯を食べ、こんどは「釣り班」と「水泳斑」に分かれます。私は水泳斑でとしちゃんと春子さんと一緒にプカプカ浮かんで楽しく過ごしました。海は穏やかで、空には入道雲・・・。絵に描いたような海辺での時間でした。
夜は「映画鑑賞」。借りてきたポケモンの映画を観ました。
私はポケモンの映画を観るのは初めてで、「これがポケモンか」と、世界中に人気があるというアニメを観たのでした。
この日のお風呂はりなさんと春子さんと一緒に入り、他のクラスの女の子と親しくなることができました。
3日目・・・晴れたので「朝の集い」がありました。今日は4つの団体が泊まっていて、それぞれの団体代表が紹介してくれました。うちの学校はとし君がりっぱに紹介し、ちょっとうれしそうな様子。
朝食の後は部屋の掃除などをして、バスで1時間半、学校に到着しました。
この海の家はきれいで遊ぶ場所も多くて、私は孫達が遊べるようになったらぜひ連れてきたいと思っています。
2004年7月13日(火) お腹が痛いけど海での合宿へ 学生さんの生演奏
(アクセス Leeの特別支援教育 135722 Leeのきょうざいかん 1035047 )
朝、車を運転している時に、突然お腹が痛くなった。
学校に着いたが、脂汗が出るくらい痛くなり、トイレに駆け込んだ。
ようやく落ち着いたが、体にあまり力が入らない。
明日から3日間の芦北合宿で海に行くというのに・・・!
今から荷物の準備をして早く寝ます。
日記は2日間更新できません。
さあ、海の生活を楽しみたいから、お腹よ、はやく良くなってね。
これは昨日生活保健部で催した「ようこそ附養へ」のコンサートの様子。
熊大のフィルハーモニーオーケストラの学生さんが9名来てくれました。
「千と千尋の神隠し」のテーマ曲などを演奏してくれ、子ども達もよく聴いていました。
やはり生演奏は素敵です。
2004年7月12日(月) ブログって?その2 ブロガーに蔓延する「燃え尽き症候群」
(アクセス Leeの特別支援教育 135516 Leeのきょうざいかん 1033091 )
先日ブログ(ウェブログ)について書きました。
このサイトによると
「個人運営で日々更新される日記的なWebサイトの総称。一般的には、単なる日記サイト(著者の行動記録)ではなく、ネットで見つけた面白いニュース記事やWebサイトへのリンクを張り、そこに自分の評論を書き加えた記事が時系列に配置されているWebサイトのこととされているが、厳密な定義はない。「blog」と省略して呼ばれることも多い。」
私もほぼ毎日日記を書いている。私のこのサイトがブログであるかどうかは分からない。
今日のヤフーニュースで関心があったのはこれ。
ブロガーに蔓延する「燃え尽き症候群」
ウェブサイトを運営するビルモン氏は
「1日には限られた時間しかないし、私も大半のブロガーと同じようにフルタイムの仕事を持っているから、何かを犠牲にしなければならなかった」とビルモン氏は語る。「結局、自分のブログへのコメントをモニターすることが、ブログにかかわる時間の大半を占めるようになってきて、これ以上続けられない限界に達した」
だが、ブログの読者との対話をやめてしまうことは、ビルモン氏にとって不本意な決断だった。以前ジャーナリストだったビルモン氏は、新聞記者がめったに得られないある種のフィードバックを楽しんでいたからだ。
「始めたばかりの頃は、(ウイスキー・バーを)対話の盛んな場所にしたいと切望していた。読者との対話を可能にする機能こそ、ブログの最も刺激的な部分だからだ」とビルモン氏。
仕事や家族など、他にもやるべきことがある中で、コメントを管理しきれなくなったというビルモン氏の状況は、毎日記事をアップしている人気のブロガーの間で増えつつある問題――「燃え尽き症候群」――の1例にすぎない。多くのブロガーは、自分のやっていることを楽しみながらも、鋭くて痛烈で機知に富む意見を定期的に書き込まなければならないというプレッシャーは、往々にして負担になってくる。
うん、分かる、分かる。
私もだんだん年を取ってくると、仕事の傍らサイトを更新するというのはだんだんおっくうになっている。
しかし、このサイト運営がなかったら、私のこれからの生活から「はり」がなくなるような気もする。
ある作家が言っていた。
「『書く』ということによって、私は自分自身というものが分かった。書くことにより自分の問題を解決していくことができた」
そういう部分があると思う。
この日記に毎日何かを書かなくてはいけない、そのために自分の気持ちや行動を少しは客観的に考え、書き表そうとする。
それによって、自分の気持ちを整理することができているのだろう。
「燃え尽き症候群」にならない程度に手を抜きながら続けていきます。
2004年7月11日(日) 選挙とインターネット
(アクセス Leeの特別支援教育 135330 Leeのきょうざいかん 1031507 )
参院選の日。
もちろん投票に行きました。
8時から選挙速報を見ている。
なかなかおもしろい。
今回の選挙の特徴は、マスコミが選挙についてあまり報じなかったことだ。
昔であれば、選挙であればうるさいほどであったが、今回は家の周りもマスコミも静かなものであった。
その分私はヤフーの掲示板を見に行った。
掲示板というのは嫌らしい面もある。
やらせがあり、誹謗中傷あり、嫌らしいサイトへのリンクあり・・・、あまり見たいものではない。
しかし、何となく庶民(もうはやらないかな)、市民、国民・・・の本音もあるのだ。
そしてマスコミには書かれないことも書いてある。
インターネットの掲示板に書かれることを半分も信じることは危険であろう。
しかし、何となく空気というか雰囲気のようなものがつかめるような気がする。
今のところ掲示板は、専門的に書き込んでいる人もいるし、かき回す人もいるし、危ない空気もある。
しかし国民がリアルタイムで意見を述べることのできるインターネットというのは、これから大いに活用していきたい私たちのツールであると思う。
2004年7月10日(土) ひたすら眠る 「不撓不屈」半村 良
(アクセス Leeの特別支援教育 135170 Leeのきょうざいかん 1029744 )
よく眠れるよ、という程一日中寝ていたような気がする。
ソファーに寝て新聞を読んでいると、いつの間にか寝ている。
1時間後に目が覚め、お茶でも飲んで、また新聞の続きを読んでいると、また寝ている。
「眠り姫」ならぬ「眠りばあさん」だ。
でも、世の中には「不眠症」というのがあり、大変苦しいそうだから、こんなに眠れるって幸せだ。
眠りながらも、合間にこの本を読んだ。
「不撓不屈(ふとうふくつ)」半村 良
半分眠りながらだから斜め読みです。
このページから次のように紹介されています。
出版社/著者からの内容紹介
国税局に闘いを挑み、勝利した男
──その執念の軌跡を描く実録社会小説。税理士飯塚毅は事あるごとに税務当局と理論闘争を続け、昭和37年10月には当局を相手に訴訟を起こす。メンツをつぶされた当局は税務調査で飯塚に嫌がらせを始め、“飯塚事件”を刑事問題にすべく、関与先法人に脅迫的な調査を続け、飯塚との顧問契約解消を迫る。ついに、四人の事務職員が逮捕された。飯塚と国家権力との抗争は泥沼化の様相を呈するが、飯塚は国会にまで戦線を広げ、国会審議において国税側は完敗。そして昭和45年、職員四名は無罪判決を受ける。たったひとり、国家権力に抗した男は不屈の精神力で勝利を勝ち取った──。
内容(「MARC」データベースより)
一介の税理士が国税庁を訴えた! 前代未聞の事件に国家権力が牙をむき、男の闘いが始まった…。現TKC会長飯塚毅の生きざまを経済小説の旗手が描いた巨編。
国家権力ににらまれるって怖いものでしょう。
実際は国家の中枢にいる官僚に恨まれるのですが、挑まれたということになると官僚達は力を合わせてかかってくるでしょうから・・・。
私なんかそんな目にあったらすぐに「ごめんなさい」とあやまるしかないですね。
さて、明日は投票日。
いつまでも寝ていないでしゃきっとして行ってこよう。
2004年7月9日(金) みどりと仔猫
(アクセス Leeの特別支援教育 135014 Leeのきょうざいかん 1027910 )
最近の我が家の猫事情・・・。
白の仔猫は居なくなってしまった。
ところが白の母親である「みどり」が3匹の仔猫を連れてやってくるのです。
みどりはのら歴が長く、人に近づかない。
母親歴も長く、仔猫をたくさん生んだようだ。
でも、みどりの子ども3匹も我が家で養うとなると大変。
だから今、頭が痛いのです。
なんとかみどり達を避妊しなくてはいけない。
そこでみどりと仔猫をつかまえるべく、えさのやり方を工夫した。
そとでやらずに、家の中にえさを置いた。
仔猫たちはそおっと入ってくる。そこを戸を閉めようという訳。
今日しばらく駆け引きをしたが、失敗に終わった。
しばらくこういうことが続きそうです。
2004年7月8日(木) 作品展示 学級便り
(アクセス Leeの特別支援教育 134810 Leeのきょうざいかん 1026079 )
近くの銀行のロビーに中学部の作品を飾らせてもらっている。
今日は生徒と一緒に見学に行きました。
歩いて20分・・・。
先生達がきれいに飾り付けた作品達。
木工、陶工、園芸の作品と、運動会の絵、パソコンで描いた絵、そしてそれを印刷した封筒と便箋です。
班別作業製品は教育課程の中でも多くの時間をとって作品を作っているので、力が入っています。
その他の絵などにも、子どもの素直な感性が表れていてとっても素敵でした。
今日は学級便りの「大漁ニュース」の第1号と第2号を一緒に発行しました。
あれこれ忙しくって、今頃になったのです。
写真だけの便りですが、子どもの成長に記録になるでしょう。
(今日も疲れて寝てしまい、夜中に書きました。)
2004年7月7日(水) 国語・教材のプリントの整理
(アクセス Leeの特別支援教育 134561 Leeのきょうざいかん 1024245 )
今、国語・教材のプリントを学部のみんなが使えるように整理してます。
今日は最後の国語数学の授業がありましたが、合同学習室の机にずらっとプリントを並べました。
そして生徒達に「夏休みの宿題」として選んでもらいました。
「きょうざいかん」のプリントはずいぶんあります。
おまけに頻繁に更新しています。
だから教材集も「これでできあがり」ということはありません。
でも、「子ども達が使いやすい教材を」と考えるなら、常によりいいものになっていかざるを得ないでしょう。
現に少し前に作ったプリントは、教科書体でなかったり、はみ出したり、問題が適切でなかったり・・・。
いろいろアラが見えるのです。
100枚〜200枚、いや300枚のプリントを整理するのは大変ですが、「やろう」と思った仕事なので頑張るしかありません。
それにしても疲れた〜。
2004年7月6日(火) 水泳始まる 1割が抑うつ傾向
(アクセス Leeの特別支援教育 134354 Leeのきょうざいかん 1022491 )
今日から水泳が始まった。
グループ分けや準備運動の後にプールに入った子ども達はとってもうれしそう。
以前なら大プールから出て、小プールに入ろうとしていた男の子が、今年は大プールでずっと泳いでいました。
1年、2年と経つうちに人はずいぶん変わっていきます。
私が担任する3年生など、身長がずいぶん伸びて、急にお兄さん、お姉さんらしくなったものです。
介護等体験の学生が毎日来る。顔ぶれは毎日替わるんですが・・・。
一緒に泳いだり作業したりする内に、すっかり親しくなる。
「子ども達は楽しいでしょう?」「そうですね♪」と話しながら、子どもとふざけたり笑ったりしている。
この子ども達と接していてうれしいのは「落ち込んだりうつになったりする子どもが少ない」ことです。
最近のニュースによると、日本の子どもの1割以上に「抑うつ的な傾向」が見られるという。
外国ではせいぜい4〜5割くらいだそうで、日本の数字はたいへん高いといえるでしょう。
これは本当につらい数字だと思います。
いつも「眠れなかったり、不安があったり、達成感が得られなかったり」するなんて・・・。
まるでリストラされ自殺者も増えている中年の人のような症状ではないですか。
よく言われることですが、「減点主義」の影響でしょうか?
常に人と比べられ、80点以上くらいは取らないと落ちこぼれたと不安になり、好きなことより苦手なことをさせられ、ほめられるよりあらを探して追い立てられる。
これでは私でもうつになるでしょうね。傾向はありますもの。
でも、私の年になると、人生そんなにまじめにあくせくしなくっていいじゃないと思うようになりました。
うちの学校の明るく元気な子ども達を見習ったがいいところもありそうです。
2004年7月5日(月) 展示会用のちらしとパネルを作る
(アクセス Leeの特別支援教育 134164 Leeのきょうざいかん 1020950 )
今週、ある銀行のロビーで中学部の作業作品などを展示してもらうことになっている。
それで班別作業では生徒の作業学習の感想文を書いたり、チラシを作る準備をした。
この画像は木工班のちらし用につくったものです。
この人形は・・・。
桜の枝を切ったものに、今日生徒が顔を描いた。
私が毛糸で髪の毛をつけた。
ナチュラルな感じにするために草むらで撮しました。
放課後は、こんどは中学部のパネルを作る。
中学部のカリキュラム(国数や作業学習、生活単元学習・・・)の写真を集め、かっこよく切り
編集する。
他の先生と一緒に作成し、明日できあがる予定。
5,6年前のパネルを見たら、みんな紙を切り貼りして作っている。
今回はA1の紙に印刷するのです。時代はどんどん進んでいます。
どっちがいいか分かりませんが・・・。
2004年7月4日(日) 好きなものを食べてダイエット 球団を買おうとしたライブドア社の社長 blogとは
(アクセス Leeの特別支援教育 133923 Leeのきょうざいかん 1019456 )
九州で発行されている雑誌に九州大学の先生がダイエットについて書いている。
そのポイントは
@いやであれば栄養があるというものでも食べない。
A健康に悪いと言われても好きであれば食べてもいい。
B健康に良くて自分が好きなものを食べる。
大切なのは「何がここちよいか」ということ。
それによって脳の疲労が防げるのだという。
そこで夕ご飯がごちそうであれば、夕ご飯でおいしくたっぷり食べて、ダイエットするんだそうだ。
メニューは和食が中心。でも洋食が好きならそれも取っていい。
自分に心地よいものをとる、というのは納得できる。
いいと言われても自分が嫌いだったら身にならない。
勉強も同じ。得意なものならどんどん伸びる。嫌いなものを中心にするより、好きなものを伸ばすこと。
昨日のニュースに「ダイエーとロッテの合併話」にライブドア社からの「200億円での買収」の話があったってありますね。
それでライブドア社を調べた。ここです。
そこに社長の堀江さんの日記というのがあった。忙しいだろうによくつけておられます。
そこにblog(ブログ)という言葉があった。
blogとはウェブログのこと。つまりネット上の記録・記述。
gooによる説明はここ。
ネットでは次々に新しい言葉や現象が現れる。
少しは勉強していなくっちゃね。
こういう「月の名前」ページを作りました。みなさん、知っている?
2004年7月3日(土) 風邪には夏みかんジュース 「ケンカ」のすすめ 落合信彦
(アクセス Leeの特別支援教育 133787 Leeのきょうざいかん 1017830 )
風邪を引きかけて昨日の夜からだるい。
朝もちょっとつらかったので、早く治そうと思い、夏蜜柑ジュースを作った。
庭の夏みかんをとって、りんごと一緒にミキサーにかけて飲む。
午後には具合が良くなった。
午後はこの本を読んだ。
「ケンカ」のすすめ 落合信彦 ザ・マサダ 1500円
ここや読後感のサイト
この人の名前はよく聞くが、本を読むのは初めてのような気がする。
だがおもしろかった。
威勢がいい!
父親がテキヤをしていて、苦労も人一倍してきたそうで、「ケンカをする」→「戦って生きる」という人生だったのでしょう。
今の日本の生ぬるく依存的な生き方を批判し、リスクを負いながらも挑戦し戦っていかなければ、衰退の一路をたどるだろうと述べる。
日本の自分の生活圏の中にいると、どうしても視野はその範囲内のものになり、小さなことで喜んだり怒ったりしている。
しかし、こういう人の本を読むと、小さなことでくよくよするのはやめて、自分のしたいことをやっていこうという気になるからおもしろい。
2004年7月2日(金) 進路の学習報告会 歯の矯正
(アクセス Leeの特別支援教育 133630 Leeのきょうざいかん 1016238 )
3日間施設等を見学した「進路の学習」が終わり、今日は報告会があった。
今回は担当の先生達がパワーポイントで1年生から3年生プレゼンを作った。
昨年までは各学年ばらばらだったが、まとめて作っておくといろんな場面で活用できるでしょう。
内容は各事業所とそこでの仕事内容が画像入りで載せてある。
また生徒の感想もあり、これは生徒達がパソコンで入力したものです。
午後保健委員会というのがあった。
校医の先生や保護者も参加して、養護教諭や栄養士の報告を聞いた後、話し合いをしました。
歯科の先生が「歯の矯正」の話題をされた。小中学校では歯を矯正する人が結構多いのだそうです。
私が「冬のソナタ」のヨン様のことを話したら大笑いでした。(ちょっと場違いだったか!)
2004年7月1日(木) 施設見学
(アクセス Leeの特別支援教育 133477 Leeのきょうざいかん 1014603 )
9時くらいから今11:30まで寝てしまいました。
今日は進路の学習の最終日で、学部の全員である授産施設を訪問しました。
そこではパン作りやはこ折りなどの仕事をしています。
うちの学校の卒業生も多く働いていて、我が家によく電話をかけてくる女の子が「先生」と話しかけてきました。
パン作りをしているのも卒業生たちが多い。
おる女の子は、パンの粉をこね、それを切って重さを均一に量る仕事を、驚くほど手際よくやっている。
「先生、パンを買ってね!」と声をかけてくれる。
「はいはい!」と1000円分買いました。
施設長さんの話では、これからの高齢化やニーズに応じて、ショートステイができるように、またグループホーム建設も考えているとのことでした。
通所しているみなさんが年を重ねていくと、家族の状況も変わるでしょうし、やがて中年、老年になった時のことも考えていく必要が生じるのですね。
そこで働く人たちはにこにこと元気に生きがいを持って働いているようでしたが、年をとっていってもいつまでも笑顔で過ごして欲しいものです。
それは今日見学した子ども達の将来の姿にもなるのですから・・・。
Leeの特別支援教育へ どきどき日記バックナンバー