Leeの特別支援教育へ

      2005年1月

新しい年になりました。
私は体がなまらないように運動しながら、教材をたくさん作っていきたいと思っています。

2005年1月31日(月)  寒〜い     
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おおさむ!
日本中に寒波がきたようです。
テレビでは雪が今日一日で70cm降ったという。

こちらではまだ雪は降っていないが、それでも寒く、からだも風邪気味となりました。
だるいし食欲もない。
早いけれど、早く風呂に入ってねます。

明日は鹿児島でも雪だといっている。
皆さんお気をつけ下さい。
2005年1月30日(日) 漢字の教材  映画「ワーグナー」     
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朝、漢字の教材を整理した。
漢字のテストプリントを増やしているのです。
やり始めると、今までリンクしていたところがリンク切れになったりしているので、手直ししたりしていると時間がかかりました。

午後は映画「ワーグナー」を観ました。
リチャード・バートンとバネッサ・レッドグレーヴが出ています。
2巻あり3,4時間かかりました。

ワーグナーってクラシックのCDで聞いたので知っているくらいです。
でも、映画を観るとびっくり!

登場するのはリスト、哲学者のニーチェ、そして国王などなど・・・。
最初の妻とはぎくしゃくし、次ぎに親友の妻だったコジマ(コジマはリストの娘)と同棲し結婚する。
お金の面でも波瀾万丈。借金王だ!
「もうだめだ!」と言うときに、奇跡的にパトロンが現れる。

映画の最後は国に国王もしのぐほどの力を及ぼしたとある。
映画には出てこないがここにあるようにワーグナーは反ユダヤ主義であり、その思想がのちにナチス・ドイツに利用されることともなったそうだ。

私は時々ミュージカルを観たりする。
オペラも観たことがある。
音楽、舞台、衣装などの効果を使い総合芸術と言われるのですが、ワーグナーは初めてそういうものを自分で取り仕切って、歌劇を音楽芸術にしていったそうです。
2005年1月29日(土) アメリカのラブコメディー映画     
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ここしばらく映画を観て過ごしている。

メラニーは行く
10日間で男を上手にフル方法

二つともたあいないラブ・コメディー。
ワーキングウーマンの、仕事を大切に、そしていい恋愛もしたいという願いを表している・・・。

二つの映画はニューヨークを舞台にしながら、故郷としてアラバマという田舎やスタッテン島というニューヨーク州の島が出てくる。
アラバマ州は、男達が南北戦争当時の衣装で戦争ごっこを楽しんでいるという古き良き田舎ぶりだ。
スタッテン島では家族でトランプゲームを楽しんで、これも家族愛を示している。

アメリカというとニューヨークなどの流行の先端をいく都市が舞台となることが多いが、それとは対照的な田舎もまたアメリカの顔でしょう。
アメリカは広く、多様な人種や価値観の国ですから、「アメリカとはこんな国だ」と一言では片づけられないでしょうね。

もっとも私はアメリカには一度も行ったことがありません。
アメリカは現在、一番力が強いけど、一番反発を感じられている国です。
一度は行ってみたいものです。
2005年1月28日(金) 長いすの足     
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今日の画像は木工作業「長いす」の足の部分。



まきこさんが担当してきたのは、長いすの足の部分の組み立て。
画像のようにうまく組み立てました。
今日はねじ穴を丸い棒をねじ込んで、その後きれいにする仕事です。
画像はねじこんだところです。
この後はサンダーではみ出した部分を取ってしまいます。

今日も椅子が売れみんな喜んでいます。

放課後は、学部の先生で教材の整理をしました。
実は今年は地震の年だったので、学校でも防災の検査が行われ、危ないところをかたづけるように言われたのです。
教材がある場所は狭かったので、棚を一列にするよう言われたのでした。

先生方が力を合わせたので、すぐにきれいになりました。
地震対策・・・、我が家もしなくてはいけませんが、なかなかできません。
2005年1月27日(木) ほこり高き作業     
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木工では長いすを作っている。



長い板を3枚組み合わせた長いすです。
上の画像は板を磨いているところ。
私が鉛筆で印を板につけ、その印がなくなるまで磨くのです。

3人の人が一緒に磨くのでほこりがします。
みんなマスクをつけていますが、作業学習の時間が終わることには、髪も服も真っ白。
掃除機の吸い込み口でほこりを吸い取ってやります。
しかし子ども達は、その中で黙々と作業していますから、感心です。
作業をするのも大変なんですよ。

国語の時間には昨日のマラソン大会についての作文を書き、パソコンで入力しました。
女の子は第2位になったので、自分の言葉で意欲的に書いていました。
2005年1月26日(水) やったね!マラソン上位入賞   小さくするのは難しい     
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今日は第12回養護学校マラソン大会。
学校から3,40分かけ借りたバスでKKウィング(運動公園)に行きました。
いつも授業に来てくれる学生さん達も一緒に来てくれました。
会場には10の養護学校から主に中、高生が集まりました。
多分1000人近くの子どもだったでしょう。

開会式の後、準備運動をしていよいよ走ります。
5Kmに続いて3Kmが走ります。わがクラスの5人も飛び出します。

続いて1.5Km。
私は今日は秋子さんと一緒です。
体をこわして今まであまり走らなかった秋子さんも今日は黙々と小走りに走りました。

さて、結果は・・・。
3Kmの部ではクラスの男の子2人が「2位」「3位」です。
また、りなさんはお父さんと走りましたが、なんと1位です!!
1年生の女の子が2位でした。

表彰式での4人の笑顔がすばらしかったこと!
みんなの中学部での成長を思い、私もとってもうれしかったです♪

このマラソン大会は最初はうちの学校が始めた会でしたが、他の学校が参加し始め、今ではほとんどすべての知的障害養護学校が参加するようになったものです。

意義のある大会なのですが、実は、このように大きい会になるといろいろな問題も生じてきています。
先生がたも会議等準備に忙しいし、遠くから朝早くから数時間かけて貸し切りバスでやってくる子ども達もいます。
経費もばかにならないでしょう。

大会というのはいったん始まるとなかなか縮小できない。縮小の仕方が分からない。
「どうにも止まらない」という歌がありましたっけ(古い!)
これはどうしたらいいのでしょうね?
これからは何か会を始めるにしても、期間を限って見直しをすることが必要かも知れません。

みんな思っていてもなかなか言い出せないことのようですが、書かせていただきました。
2005年1月25日(火) お金そろばん   「百」の読み方  「+2」ができる  
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今日の国語・数学では作成したお金の教材を使った。
これです。


「お金そろばん」といいます。
おわかりのように5円、50円、500円が上の段にあります。
もし5をよく理解していない子どもの場合は1円を10こ並べていきます。

今日は最初に1円からずっと並べていき、1万円まで並べました。
中学生の場合、1000円札を使うことも多いので、一応札も知って欲しかったのです。
その後に、10円玉と100円玉を使って「30円」「70円」「400円」などと並べる学習をしました。

実は2人の男の子はお金はかなり理解しているのです。
女の子のために、この教材を作ってみました。
でも、このそろばんを使うと、みんなお金の大きさを理解しやすいように思います。

今日気づいたことは・・・
「3びゃくえん」「5ひゃくえん」「6ぴゃくえん」と「百」の読み方が変わるのは大変理解しにくいのです。
女のこは「3・・・」と言ったきり「百」が出てきません。

そういえば男の子場合も「百」を言わないのです。
やはり「ひゃく」というのか、「びゃく」というのか「ぴゃく」というのかがややこしいからかもしれません。

私たちは何気なく使っている「百」の読み方も、こんなに難しいのですね。
しばらく練習して慣れてもらうしかないかもしれません。

後半は女の子は学生のIさんと一緒に「+2」の練習をしました。
もう指を使わなくてもできるようになりました。
こんどは「+3」をしていくことになります。
少しずつ学習していくことで、分かるようになり、自信がついてきています。
2005年1月24日(月)  父が刺身を切った   自分ができることを  
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朝、父の朝ご飯を用意し、私もこのときばかりはみそ汁を飲んで学校に行く。
父は今日も阿蘇の温泉に行き、なんと3時間温泉に入っていたそうだ(^o^)

父は夕方家に帰ってきて、冷蔵庫の刺身を切って食べていた。
何にもしないと思っていたが、こういうこともしてくれるんですね。
お酒はお燗つけ器で温め、ピーナツがあるといいようです。

父はすき焼きなら自分で料理するといっています。
そのうち材料を買っておこう。

父や学校の子ども達をみていると、日常生活のことを何でもいいから少しでもできるようになることは、大切なことだと思います。
洗濯する、干す、たたむ、茶碗を出す、ラーメンやうどんが作れる、茶碗を流しまではこぶ、風呂を掃除してお湯をはる、お金を持って近くに買い物に行く・・・・。
そして何よりも笑顔で幸せを分けてくれる・・・。

こういうことができたら生きる力が増大しているのでしょう。
自分ができることをやりながら、一緒に毎日楽しく生活していけたらいいと思います。
2005年1月23日(日)  映画「僕の美しい人だから」   法事  
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昨日は映画三昧の一日であった。
みた映画は
クロコダイル・ダンディー    それほどおもしろくはなかった。
僕の美しい人だから    スーザン・サランドン ジェームズ・スペイダー よかった。20才年上の女性との恋愛。映画ではサランドンの熱演もあり良かったが、これだけ年が離れた恋愛は、男が40才になれば、女性は60才。う〜ん、考えますね。
シカゴ   ミュージカルの映画版だそうだ。レニー・ゼルウィガーやリチャード・ギアが芸達者なところを見せた。ブリジットジーンズの日記では太ってぱっとしない女性を演じたレニーが、ここでは妖艶に歌い踊った。人を殺しても金さえあれば無実になる当時のシカゴを描く。

今日は母が亡くなって百か日ということで久留米の実家に帰ってきた。
お坊さんがお経を上げて下さり、こんどは父と一緒に帰ってきた。
父は4,5日いる予定です。
2005年1月21日(金) おもしろい! ディカプリオとトム・ハンクスの詐欺師話 
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また1週間7本のビデオを借りてきた。さて、全部楽しく観られるかどうか?
今日の夜はこれ!

「キャッチミー イフユーキャン」
「できるもんなら捕まえてみろ」という訳になるでしょうか?
おもしろかった!
私は「キャッチミー」という短い題でも良かったのではないかと思います。

実在する天才詐欺師フランク・W・アバグネイルの手記をスピルバーグが映画化したもの。
ディカプリオとトム・ハンクス。

オフィシャルサイトはここ
ここに紹介。
感想ならここ

主人公の一人は17才という設定のディカプリオ。
幸せだった父母との生活が一変、父の会社は倒産、母は他の男性と親しくなり両親は離婚ということになり、家を飛び出してしまう。
家族が幸せだった場面はディカプリオのあこがれのシーンとなり、再びその夢を取り戻そうとあがく。
そのために「お金を得る」ということに執着し、それがディカプリオオを稀代の詐欺師に育てていく。

どういう詐欺師ぶりかは映画を観て下さい。
損はさせません。(これ詐欺師の常套句?)

あんまりに素晴らしい詐欺師ぶりなので、いつの間にかディカプリオに肩入れしてしまうほど。
ディカプリオは最後に弁護士になりすますが、「どのようにだまして弁護士になったんだ?」とFBIのトム・ハンクスに聞かれた時の答えが見事。

最後はホットさせる終わり方で、見応えがあります。
私たちの変身願望を満たしてくれる映画ですが、最近の偽札事件もあり、悪用しないように・・・。
2005年1月20日(木) お金の教材を作ろう 
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今日の放課後は教材を作ってきた。
数学の「お金の計算」の教材です。
プリントでなく紙や発泡スチロールで作っています。
出来上がったら画像をのせますね。

実は中学部の主事の先生が「来週の火曜日国語数学の様子をビデオで撮ります」というので、ちょっと頑張ろうと思って・・・。
こういうきっかけがないと張り切らないんですよね。
また、しっかりした教材ができていると、なんども使えるので財産になりますからね・・・。

今回は「簡単にできる教材」を作ろうと思います。
皆さんが手軽にできるといいですから・・・。
2005年1月19日(水) 春よこい   学力低下と総合的な学習 
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今の季節って寒くて少々つらいですね。
風邪気味で、寒いところで作業をしたりしていると、心身共に寒ーくなります。
でも、子ども達はあんまり愚痴も言いませんから、りっぱなものです。

庭にはろう梅が咲き、沈丁花の芽がふくらんでいます。
春よ、はやく来い来い♪

中山文部科学相が「総合的な学習の削減も含めた教育課程の見直し」が必要との考えを示した、とある。
2002年から導入されたばかりの総合的な学習がもう見直しとは・・・!

いったい文部科学省での導入のいきさつはどんなものだったのでしょう?
教科の時間を削減するとしたときから、基礎基本の時間が少なくなると分かってはいたでしょうが・・・。
こんなにいとも簡単に「やーめた」となっては、困るのは子どもと先生です。
導入に当たっての先生の苦労、教科の時間減に伴う子どもや先生のとまどいなど、学校はかなり苦労して総合的な学習を取り入れたのでしょう。

「100年の計」といいます。
教育こそはそうでなくてはならないのでしょうが・・・。
「朝令暮改」という熟語があるそうです。こういうことを言うのでしょうか?

なんだか子どもや先生を使っての実験をしているような感じです。
薬の実験などではデーターをしっかり出し、リスクなども考えて慎重に行われるでしょうが、教育ではまず行ってから「学力が下がった」と取りやめになるものなんでしょうか?

私は別に総合的な学習が必要とか、必要ないとか言っているのではありません。
こういう風に指導要領が大きく変わり、あっというまにそれがまた見直されるということが、現場のとまどいや不信感、無力感を生むと思うのです。

参考までに、ここにはあの百マス計算の陰山先生の学力低下に対する考えがあります。
これは「総合的な学習とは」
これは文部科学省の「確かな学力」というページです。
2005年1月18日(火) マラソンのタイムをグラフにする   おいしい給食、ありがとう! 
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今日の国語・数学では、グラフ作りをした。
「マラソンの記録表」を作ったのです。
毎朝、マラソンの練習をして、タイムを取っていまので、「マイ タイム」を表にしたのです。

表のたてに「35分〜20分」とタイムを書きました。
下には月日を書いていく。
子ども達は○分は読むことができました。
○秒は難しいので教えました。
タイムの所にシールを貼り、線で結んでいきます。
最後に友達に説明をしてもらいました。
この表では、上に行くほどタイムが短くなりますので、それが難しいのですが、グラフの意味がちょっぴり分かったかなと思います。

昨日の「給食週間」について書きます。
今週は「給食週間」。
昨日は朝会で栄養士の先生が今週のメニューについて話をしました。
その後、小、中、高の学部から代表の子どもが、給食職員の3名の方に、「給食の感想」を読みました。
最後にプレゼントとして「パンジーの鉢」を渡しました。(100円ショップで買った鉢に園芸班の苗を植えたもの)
給食を作って下さる方達は感激してくれました。
いつも厨房でみんなのためにおいしい給食を作ってくれて、ありがとうございます!
2005年1月17日(月) スキャナーって簡単  孫の家庭教師 
(アクセス Leeの特別支援教育   175481       Leeのきょうざいかん  1312806 )


今日は放課後に研究会があり、その後に一仕事した。
「標準服」を図に表す仕事です。

服の絵は得意な先生に描いてもらった。
それで今日、スキャナーで読み込み、デジタルにしたのです。
実は私はスキャナーってあまり使ったことがない(^_^;)
今日得意な先生に教えてもらったら・・・
な〜んだ!簡単じゃない!

スキャナーでファイルにして、それを編集し、文書に貼り付けました。
何事も慣れるとたいしたことはないんですよね〜。


アメリカにいる孫に日本語の家庭教師がついた。
それは・・・・わ・た・し

あちらでは英語環境だから孫が日本語を忘れてはいけない。
それにそろそろ文字を覚える頃だ。

それでこのページをFAXして送ったのです。これも。
アメリカで息子達がプリントアウトすれば簡単でしょうが、私がFAXすることで親子・・、じゃないばば孫の絆が強くなるんですよ。
昨夜11時(向こうでは朝の8時)にFAXしたら、12時頃に返事のFAXがきた。
うんうん(*^_^*)、たどたどしい字で「あいうえお」や言葉が書いてある。
2番目孫もなにやらミミズのような線を描いている。

喜んで書いたようなので、今夜はカ行を送ることにしよう!♪
アメリカの孫とこんなコミュニケーションができるなんて最高です♪
2005年1月16日(日)  同窓会で卒業生に会う 
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今日は「すずかけの会」の新年会。
昼、学校の体育館に用意ができています。
これは同窓会組織の保護者が当番でなさいます。
学校の移行支援部もお世話しています。

卒業生や保護者、職員がたくさん集まります。
私は11年前の卒業生の席に座りました。
いつも「Lee先生!」と笑顔を見せてくれる愛子さんもすぐにかけ寄ってくれました。
最初に卒業させた人はすでに31才になっているのです。

お母さん方と話がはずみました。
「私たちの体がきかなくなり、通所の施設をかわりました」などと、年と共に行き先も変わってくるのです。
「もう無理をしないようにしています」
「ショートステイなどを経験して、泊まりもできるようしたい」
など、親が年を重ねるに連れ、子どもとの関わり方も違ってきています。

障害のある子どもさんとの関係も、いつまでも囲い込んでしまうのでなく、少しずつ手が離せるようになったがいいようです。
2005年1月15日(土)  テレビをもらった! 
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休日はとたんに体がふにゃっとなり風邪気味となる。

昨日はこんなことがあった。
知人が引っ越されるというので、テレビを譲ってもらうことになった。
うちのテレビはNHKと民放が一つしか映らない。
しかし買うのは我慢していた。

「引っ越すからいらないものがある」と言われたときに、「下さい」と言ってもらいに行ったのです。
お皿や傘などもいただいた。

ちょっと厚かましかったかなと思うが、リサイクルや環境問題の観点からはいいことではないだろうか。
新聞によると、人は地球資源、地球環境を削りながら物を作っているのだという。
豊かになり物があふれると言うことは、地球にとっては少しずつやせ細っていることになる。
であれば、人のお下がりにせよ使い切っていくことが大切だ・・・・。

と理屈を言っているが、私は本当にけちというか節約家なのです。
2005年1月14日(金) 風邪に注意  アメリカからの手紙 
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週末はさすがに疲れています。
おまけに急に寒くなったので、ときどき鼻が出たりする。
本格的に風邪を引かない内に寝ましょう。

アメリカにいる長男のお嫁さん(スラちゃん)からFAXで手紙が来た。
先日おもちゃや本を送っていたのが届いたようだ。
2人の孫は「サンダーバード」というおもちゃで飽きずに遊んでいたそうだ。
また「テレビマガジン」という本を喜んでみていたという。


アメリカにいると日本語を聞いたり読んだりする機会が減るから、時には本などを送ってやろう。
手紙によると、お嫁さんのスラちゃんは日本ではペパードライバーだったのが、車に乗れるようになったので喜んでいる。
また、英語しか話せない環境で大変な苦労もあったようだが、次第になれてきて自信がつきつつあるそうだ。
長男孫も喜んでスクールバスに乗り幼稚園通っているらしい。

私は外国に1ヶ月いた経験はあるが、住んだことはない。
子育てしながら外国に住むのは苦労が多いでしょう。

私は日本で3つの県に住んだ。
新しい地域、新しい職場になじんだりするのに軽いカルチャーショックのようなものを感じました。
そして年を取るに従って、カルチャーショックを感じるようなことにおっくうになるのです。
やはり外国で暮らす経験をするのは、若ければ若いほどいいでしょう。

では鼻をかみながら寝ることにします。
2005年1月13日(木) 人生を楽しむO君 
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Oくんはとは班別作業やチャレンジ学習を一緒にしています。
いつも楽しそうにしていて、また自分の考えをしっかり持っています。
最近O君が力を発揮してくれる場面が多くなりました。

班別作業では、今日は糸鋸で木を切る担当でした。
とてもがんばり、厚さ10cmくらいある木を12枚も切りました。

チャレンジ学習「コンピュータ」では、棚から好きなCD-ROMを捜してきてさっさとセットし、楽しむことができます。
今日は「さかな」がテーマになったゲームをやっていました。
他にも私が知らないようなCD-ROMを捜し出してゲームなどをしているので、その探求心に驚かされます。

趣味は映画鑑賞で、話題の映画はちゃんと観に行っています。
楽しむことにおいては私以上で、うらやましい気がします。
2005年1月12日(水) 本格的に授業が始まる   リサイクル活動 
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今日から本格的に授業が始まった。
まずマラソン練習、班別作業、午後は国語・数学です。

マラソン練習では、みんな正月に食べ過ぎごろごろしていたせいか、記録も落ちていたが、これから徐々に伸びていくでしょう。
班別作業の木工班は、今日は端材を整理して燃しました。
言い換えればたき火です。
準備していたお芋を焼いて焼き芋としゃれ、おいしく食べました。
お芋はあらかじめレンジでチンしておきましたが・・・。

国数では冬休みやお正月のことを作文に書き、パソコンで入力しました。
入力も大変上手になりました。

放課後の会議で、来年度の教育課程について話し合っています。
私はどこかに「リサイクル活動」を入れることを提案しています。

実は最近は本校も財政難です。
行政法人化になって予算も厳しくなり、学部の予算も少なくなりました。
そこで、例えば班別作業をするにしても、材料を買うのにふところを心配するようになりました。
作業学習の材料や道具にも結構費用がかかるんです。

一方リサイクル活動には材料代はほとんどいりません。
缶や新聞を集めればいいのです。
仕事も缶集め、洗い、つぶしなど子どもの手でできそうな仕事があります。

そしてこれは大きな理由になるのですが、環境問題を考えた場合、リサイクルは大きな価値を持っていると思うのです。
今まで捨てていた物からお金を生み出し、それが環境にとってもいいことであるなら、これからの有効な仕事として大切になってくるのではないでしょうか?

作業学習とは今まで作品や製品を作るということが多かったのですが、「リサイクル」という仕事も重要な時代になってきたと思うのです。
2005年1月11日(火) 学校始まる   細く長く 
(アクセス Leeの特別支援教育   173800       Leeのきょうざいかん  1303604 )


今朝は早く起きて学校に行ったから、今眠たいのなんの・・・。
子ども達も先生の一部も同じ状況のようです。(^_^;)
おまけにいきなりフル回転で仕事を始めるから、どっと疲れた。
しかし人に会う、特にこどもと接するのは精神が生き生きとなるものです。

今日は学部集会で数人が今年の抱負を言った。
子ども達は「マラソンを頑張る」「お手伝いをする」「高等部で頑張る」などと言いました。
先生達の抱負は?というので、私は「細く長くやる」なんて言いました。
なんだか夢がないですね(^^;)
でも、この年になると、「無理せず自分のペースでやりたいことを長くやる」が抱負になってしまうのです。

今日は眠たいし、明日はいきなりマラソン練習から始まるので、無理せず早くねます。
2005年1月10日(月) 明日から学校   お金について考える 
(アクセス Leeの特別支援教育   173476       Leeのきょうざいかん  1302370 )


明日から仕事です。
子ども達も長い休暇の後でどきどきして登校するでしょう。
朝も早くなるので早めに寝なくてはと緊張しています。

昨日青木さんのお金にまつわる本を読みました。
夜、検索して、こんなサイトを見つけました。
「井戸美枝 事務所」
ファイナンシャル・プランナーをなさっています。
ここのLetterにおもしろいことが書いてある。
またリンクの一つには「お金指南塾」があった。

数年前まで右肩上がりの日本で、みんなお金のことにはあまり心配してはいなかった。
ところが今や、リストラ、給料が下がる、年金はあてにならない、税金が上がる、インフレの心配・・・、と、日本は今までの一億中流幻想から一足飛びに、落後するのでは?という心配に充ち満ちています。

ここで「金銭教育」の必要を感じます。
お金はあればいいというものではありません。
自分で着実に働きためていき、夢を実現していくものでしょう。
その過程に意味があるのです。

教育で「生きる力」ということが言われますが、その中で「金銭教育」はとっても大切なものの一つでしょう。
私も遅ればせながら、こういうサイトで勉強していこう。
2005年1月9日(日) 青木雄二のヴェニスの商人  風邪に気をつけて 
(アクセス Leeの特別支援教育   173294       Leeのきょうざいかん  1301060 )


土、日、月とお正月休みの続きのような気分ですね。
火曜日からの週はさっそくマラソン練習などが始まるので、最後の「ごろごろ」を楽しんでいます。

読書は
青木雄二のヴェニスの商人
―裏か表か、嘘か真か見抜いたる!ー

「ナニワ金融道」を書いた漫画家の青木さんの本。
日本の現状をお金の面からブッタ切ったするどい書。

確かに現在の日本は借金にまみれ、青木さんが言うようにどうしようもなく泥沼に落ち込んでいる状態。
これは現政権はじめ歴代の与党政治家達やそれにたかる人々が税金を湯水のように使ったからだと青木さんは怒る。
今の日本のもんのすごい借金を返すことは不可能であろう。
日本はこの先、増税するかハイパーインフレをするかしかないという。

どうすりゃいいんでしょう?
私は最近この手の本を読み、ささやかな対策として「スパゲッティやラーメン、そうめん」をしこたま買い込んだ。
でも、インフレが来る前に賞味期限切れになりそうな気もする(^_^;)

「Leeのきょうざいかん」の掲示板で、女の子が
「風邪にわ気をつけて下さい」と書いていた。
私は
「風邪には気をつけて下さい」が正しいと、お節介で注意した。

そしたら、子ども達は掲示板分かっているけど「風邪にわ」と書くんだって!
全くまぎらわしいこと。
それでも私はこりずに言うつもりです。
「場をわきまえて使い分けるように・・・」
2005年1月8日(土) 海老名香葉子さんの生き方  O先生の話    
(アクセス Leeの特別支援教育   173120       Leeのきょうざいかん  1299857 )


朝のテレビで海老名香葉子さんの生き方をやっていた。
海老名さんは東京空襲で親を亡くし、一人でその日の食べ物と宿を求めて歩き回ったそうだ。
遊亭金馬師匠宅に引き取られて育つ。
林家三平さんと結婚。
夫が亡くなり、エッセイを書くようになった。
そのエッセイが今度アニメ映画になるそうだ。
海老名さんは、少女時代の悲しさ、苦しさから絶対戦争をしてはいけないと話された。
アニメを観てみたい。

昼、O先生を囲む昼食会をした。
O先生はこのサイトを作られました。
現在はある機関で活躍なさっている。
教育支援工学を研究されています。
いろんな話ができ楽しい会でした。
2005年1月7日(金) 活発な会議  塩野七生さんのことば    
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今日、今年初めての学部会があった。
主な議題は来年度の教育課程です。
みなさん、活発に「こうしたい」「ああしよう」と自分の考えを述べ、なかなか有意義な話し合いであった。

先日の新聞記事(朝日2005.1.6)から、なるほどと思ったことを書く。
塩野七生「攻略を磨こう」
この人はイタリア在住で「海の都の物語」「ローマ人の物語」等を執筆した。
今年、日本政治はどのようにあったらいいのかについて語った中で・・・。

ーでは政治家への注文は?

塩野・・・・
 何よりもまず『メディアと有権者に向かって話し、語りかけることは政治を担当する者の責務である』と思うこと」「それは説明責任があるからと言うのが半分。
 残る半分は話すことでより一層頭の中にあった考えが、明確になるという、言語の持つもう一つの働きにあるのです。」
書けば原稿料を稼げる作家にも意外とおしゃべりが多いのも、話すことで頭の中にあった考えがはっきりした形になってくるということを、他の職業の人よりは深く理解しているから・・・」

これは政治家に限らず、私たちにとっても同じことでしょう。
自分の思うことを話したり書いたり、発表したりする・・・。
うまく言えなかったり、感情的になってしまったり、誤解されたりして、後悔することがしばしばです。

しかし、これはトレーニングになります。
それによって自分の頭を整理し、それをより上手に表現し、人の話に対して的確に答える勉強になるでしょう。

塩野さんはイタリアに住み、様々な勉強をすることで、国家のあり方、攻略などについて緻密、かつ大胆な提言をされます。
こんな方の文章を読むと、いいなあと感心します。
2005年1月6日(木) 我が家は大雨、雨漏り   
(アクセス Leeの特別支援教育   172566       Leeのきょうざいかん 1297362 )


今日は最後の休日。
有意義に過ごすそうと、午前中に教材を作り、昼食を食べゆっくりした。

ところが突然大雨が降り(@_@) 大変な被害をこうむることになったのです。

実は去年、台風の被害をうけ、瓦を直してもらっていた。
今日、業者が「汚れを取ります」と言って、水を噴射して瓦を洗ったのです。
そしたら、また雨漏りザーザー!

私たちは大慌てで洗面器を置いたり、タオルで拭いたり大騒ぎ。
だって、畳を張り替えたばかりだもの!!
最後は畳をあげ、布団を移し、台風の後のような騒ぎとなりました。

ひとまず雨漏りが終わり、ホッとしたら、だんなが
「蛍光灯がつかない」と言う。
雨漏りでリビングの蛍光灯がやられたらしい。
仕方なく、新しい蛍光灯を1万円も出して買ってきた(-_-)

そういう訳で、明日は学校というのに、疲れはてています。
どうも今年も災害の年かも知れないと心配です。
2005年1月5日(水) アメリカに送る   注文で教材を作る   
(アクセス Leeの特別支援教育   172213       Leeのきょうざいかん 1295980 )


今日、二男が帰っていった。
子ども達と離れて住むのはちょっとさみしいが、夫婦2人だと気楽だし、子どもには自立心がつくから「これでいいか」と思っている。

アメリカの孫に送るサンダーバードというおもちゃを買いに行った。
アメリカまでの送料を安くあげたいし、荷物はあれこれ送りたいし・・・・。
今は、郵便局でEMS(国際スピード郵便)というのを使うと、アメリカまで2000円とか3000円で送られますから便利です。
おもちゃの他にお茶、風邪薬、テレビマガジンなどもいれました。
向こうでは暖房はエアコンなので、湿度が足りずに風邪を引くんだそうだ。
日本の我が家では、石油ストーブにお湯がしゅんしゅん沸いていて、湿度はしっとりでいいんですがね・・・。
便利になりすぎるのも困るんだ。

教材は「カタカナのれんしゅう」を作り始めた。
ある子どもさんがメールで「作って下さい」と注文してこられたのです。
今、漢字の「読み」のテストプリントを作っている最中ですが、しばらくこのカタカナ教材を作りましょう。
「こんな教材を作って欲しい」という注文があり、それを作ることはうれしいことです。
2005年1月4日(火)  外国からも見てもらおう!   
(アクセス Leeの特別支援教育   171876       Leeのきょうざいかん 1294502 )


休日はつい8時過ぎに起きる。
朝いつまでも寝ておられるのが一番の幸せです。

トップページを少しいじった。
昨日English Hereをつけたが、英語になると困るところがいくつかあったのだ。

1 ファイルは英語にならない。
ファイルというのは画像になったものです。
このページのタイトル「Leeの特別支援教育」はファイルだから英語にならないので、題名が分からない。
それでそばにLee's Special Educationと書きました。
他にもバナーのそばには文字を添えました。

2 ひらがなはうまく翻訳できない。
「Leeのきょうざいかん」が「today's・・・・ of Lee」となっている。
「これはなんじゃ?」と思ったが、「きょう」がtoday'sになったんですね(^^;)
それでそばに「教材館」と書いたら Teaching material pavilion of Lee と翻訳された。
これはいいじゃない!♪

「Leeの特別支援教育」には外国からのアクセスはあまりないと思うが、「Leeのきょうざいかん」には外国からも訪問者があるのです。
外国にいる日本人や、外国の人で教育や勉強に関心がある人、日本語を学ぼうと思う人がいますから。
インターネットは世界中で利用できるところが魅力ですから、英語に翻訳しやすいように配慮しておいたがいいでしょう。
2005年1月3日(月)  漢字を書く  このサイトを英語に翻訳  
(アクセス Leeの特別支援教育   171605       Leeのきょうざいかん 1293420 )


今、漢字の教材を増やしている。
一つのプリントに「書く」と「読み」を作っている。
私は読みはできるけど、書くことができない漢字がかなりあります。
頭がぼんやりとなるのを防ぐために、最近は計算ノートがはやっているそうですが、漢字のプリントをするのもいいでしょうね。

このページの上の方にEnglish Here (ここで英語に翻訳)をつけました。
これは水田さんの「水田のホームページ」につけてあったので、「いいなあ」と思ってまねさせていただいたものです。
みなさん、クリックしてこのページの英語版を読んでみて下さい。
ずいぶん英語が良くなりましたね。
間違いもあるんだけど、「まったく正しい英語かな」と思うほど以前より正確になっています。
2005年1月2日(日) 「リンリン こうちゃん21」  落合信彦「勇気の時代」  「幸せになりたい」及南アサ 
(アクセス Leeの特別支援教育   171476       Leeのきょうざいかん 1292584 )


今日はおせちにも飽きたので、ケンタッキーフライドチキンを買ってきた。
我が家の男性はこれが大好きです。

「リンリン こうちゃん21」ができました。1年ぶりの登場です。
さて、こうちゃんはどのように成長しているか、みなさんぜひ読んでみてね♪

読書を二冊
落合信彦「勇気の時代」
この人の本は元気がいい。
日本の今までの古い体質を改め、勇気を持って新しいやり方を求めようと言う。
スカッとします。
もっともスカッとしてそのままでは何にも進歩はないのでしょうが。

「幸せになりたい」及南アサ 
「凍える牙」で直木賞をとった作者の短編集。
どれも人の心理の怖さ、不気味さを描いている。
どの主人公も「幸せになりたい」のだろうけど、現実はなかなかうまくいかず、むしろ不幸せなことばかりある・・・。

「背中」という作品・・・男は前の奥さんと離婚し、愛し合った主人公と再婚した。しかし、その新婚生活は・・・。
不倫の中では相手のいいところだけ見ていたのに、結婚するとお互いを痛めつけるような言動ばかりになった夫婦の姿・・・。
これが、妙に納得できるんです。

生活の中ではともすると相手の一挙止一投足が鼻についてくることがある。
正月なんてまさにそうですね。
ご用心!
2005年1月1日(土) 地味なお正月   孫をほめる  
(アクセス Leeの特別支援教育   171390       Leeのきょうざいかん 1292012 )


明けまして おめでとうございます!

3人で迎えたお正月は地味でした。
ほんの少しばかりのおせちをいただき、後はゆっくりしました。

テレビのニュースや新聞を読んでも、昔のようにバラ色の未来を語るものは少なく、事件や災害のニュースがほとんどでしたね。
「暗い世相」というところでしょうか。
でも、だからこそ子ども達には明るくしっかりと育ってほしいものです。

今日もアメリカの孫が絵をたくさん描いてFAXで送ってくれたので、私もネコの絵などを描いて送りました。
私「絵がじょうずねえ〜」「ABCがかけてすごいね〜!」
孫「そ〜お?」「ほんと〜?」
といいながら、うれしそう。

子どもは大いにほめましょう。ほめてどんどん力を出してもらいましょう。
自信を失わせたり、劣等感を持たせたりしてもいいことはありません。
その子の持てる能力と個性を最大限に出すように励ませば、どんな子どもも生き生きと力を発揮できるようになるはずです。
少子化時代に入った日本がこれからも生き延びていくには、「子ども」という財産を大切にすることですから。
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